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◆◆ したこと: ◆◆

        マインドルのCG作成
        
        学園モノと言えば結婚式の続き。
        
        
        
        お写真ですよ。パチリ。
        
        
        こうして成果物だけ見ると、わりとどうってことない感じですね。
        それなのに、どうしてこんなにも精神エネルギーの消耗が激しいのでしょう?
        それはもちろん元気がないからですが、それはそれとして、
        スクリプト上の指定によると「背後でキャラ3先輩と主人公が見守っている」的なことが書いてあるのですよ。
        それでいて記念写真っぽい感じだと言う。
        無理言うなって感じですよ。物理法則というものをわきまえていただきたい。
        
        しかし何か、不可能を可能にするアッと驚く高度な表現技法がないものかな、と、三日三晩瞑想をしてみましたが、
        物理法則をねじ曲げるには及ばず、周囲の状況に関しては本文を読んでご想像いただくということにいたしました。
        というわけで画面上には2人しか出てませんが、周囲には他にもいるということで催眠術にかかってくださいね。よろしく〜。
        
        それにしても、
        「こうして成果物だけ見ると、わりとどうってことない感じですね。」とは、この私もずいぶんエラくなったものです。
        なお、ティアラの細部が潰れまくっているのは、なんか複雑で芸術的な構造ですよという高度な表現技法です。よろしく〜。
        
        さぁ、これでようやく結婚式のシーンが完了です。
        絵が描けないのにどうするつもりだったのでしょうね。ハラハラドキドキとはまさにこのこと。
        
        しかし胸を撫で下ろすにはまだ少々早いようですよ。

        というわけで学園モノと言えば欠かせないのが七夕。
        
        
        毎年恒例、織姫アンド彦星さんへの無茶ぶりタイムです。
        なお、宇宙空間での七夕開催という前衛的なフェスティバルの一場面、というわけではなく、
        地球規模の壮大な願い事ですよということを表す高度な表現技法です。愛するアナタにはわかってもらえると信じてます。よろしく〜。
        
        さて、これまたこうして出来上がりだけ見るとどうってことない感じですね、と、
        エライ人になったつもりで言ってみたいところですが、
        果たして本当にどうってことないのでしょうか? エライ人じゃないので心配になってきました。七夕に見えますよね? ドキドキ。
        
        見事な出来映えのため、お気づきにならなかったお友達もいらっしゃることと存じますが、
        七夕飾りは手描きです。いつもながら死ぬかと思いましたが、いつもながら死にませんでした。そんな日常。
        
        あわよくばコミPo!に素材が入ってないかな〜という期待も虚しく、コミPo!学園では七夕イベントがないことが判明。
        さらに七夕と言えばWeb系素材の定番ですから、ネットで少し検索するだけでたくさん見つかることは見つかるものの、
        どれもWeb素材的に図案化されていると申しますか、絵柄が合わない。
        「絵柄が合わない」などと、この私もずいぶんエラくなったもんだ。もういっぺん言ってみましょう。絵柄が合わんのだよ絵柄が! グフフのフ。
        
        というわけで身の丈を飛び越えて自作行為に及ぶ。
        しかし、いざ描くとなると一体どうすればいいのか見当もつきません。
        七夕飾りなんてどこにでもあって有り難味を感じにくい存在ですが、絵が描ける皆さんは本当にすごいですね。
        こういうのって葉っぱを一枚ずつ描くものなんでしょうか? 命がいくつあっても足りません。
        
        
        
        幸か不幸か命は有限ですので、枝を一本だけ頑張って、あとは回転や縮小などを施しつつコピペです。
        よく見ると同じような葉っぱばかりですが、自然界とは案外そういうものです。多分。
        ていうか笹の葉っぱって、こんなのでしたっけ?
        絵が描けない分際でリアリズムにこだわると命がいくつあっても足りなくなりますので、
        最終的に全体的な印象として「七夕!」という感じになってくれることを祈りつつ、闇雲に飾り付けへと突っ走る。
        うむ。こんだけ飾っておけば正体不明の謎の植物であっても「七夕!」ということでまかり通ることでしょう。
        笹だから七夕なのではなく、七夕だから笹なんじゃねーの? はい。人々の認識とは案外そういうものです。多分。
        そんなわけでアナタにも飾り付けを施せばみんなに笹だと思ってもらえること請け合い。
        見ろよ、こんなトコロに笹があるぜ〜、願っとけ願っとけ。イジメか。最後は川に流すんだよなぁ? やりすぎか。
        
        作業の際に一つ気になったのが、枝の生え方。
        笹(竹)の枝って、必ず、節の部分から生えてるってことで合ってるんでしょうか?

        

        ひょっとしてそうなんじゃないかな〜、と思いつつも確信が持てない。私の迷信かもしれない。
        ではちょっくら近所の竹やぶに行って、本物の竹を観察しようではないか! リアリズムの足音が鳴り響くぜ!
        ……などと画家先生のような行動に及んでいたら命がいくつあっても足りませんので、ネットの画像検索で間に合わせました。
        
        あんまりハッキリとした画像は見つからなかったのですが、
        考えてみると、竹(笹)の側面のツルっとしたところからニョキッと枝が生えてることって多分ないですよね?
        本当はあるのに、私の目が迷信で曇っているために見えていないのでしょうか? その場合はごめんなさい。
        というわけで上記の図画は「笹(竹)の枝は必ず節の箇所から生える」という信念体系を反映したものとなっております。
        後の時代の人が発掘すると、この時代ではこのように信じられていたのだなぁ、という考古学的な証拠となることでしょう。
        
        ちなみに後日、たまたま竹やぶの横を通りかかる機会があったので遅まきながら観察してみたところ、
        「節の箇所から生える」件については、私の信念は迷信ではなかったっぽいです。
        ところが私が観察した限りでは、「同じ節から何本も生えることはない」っぽい感じもいたしました。
        どの竹さんも、大体、なんというか、左右にバランスよく、交互に、互い違いに、枝を生やしていらっしゃる感じ。
        「互生葉序」っていうんですか? よくわかりませんけど、竹ってそうなんでしょうか? 
        たまたま私が見た竹さんたちがそういう種類だっただけなのかもしれず、真相はヤブの中。竹やぶだけに。ギャフン。
        というわけで上記の図画は、私の妄想の世界にのみ生息する架空の種類のヴォイニッチ竹(笹)です。最近そういうの流行ってるんですよね? ワクワク。
        
        さて、次は地球ですが、地球ってどんなだったかな? ちょっくら宇宙に行って地球を観察してこよう!
        などと画家先生のようなことをしていたら命がいくつあっても足りません。リアリズムの足音だって宇宙では響かない。
        
        というわけで、こちらのチュートリアルで勉強させていただきました。ありがとうございます。
        https://www.youtube.com/watch?v=B6Rnjr-y73g
        
        かいつまんで言うと、世界地図の画像素材をお借りして、
        「GIMP>フィルター>マップ>オブジェクトにマップ>球」です。素晴らしい。
        Earthmap1000x500compac
        
        
        地球のような宇宙の遙か彼方の惑星だって、インターネットでちょちょいのちょいと描けてしまうのだから科学とはありがたいものですね。
        なお、本当に上記の図画のとおりなのかどうかは誰にもわかりません。もしかすると全然違っているのかもしれませんが、
        実際に宇宙から地球を見た人なんて人類史上数えるほどしかいないのだから問題ありません。
        たとえ違っていたとしても多数決で押し切れ。世間の常識なんて案外そんなものです。多分。
        後の時代の人が発掘すると、この時代ではこのように信じられていたのだなぁ、という考古学的な証拠となることでしょう。壮大ですな。ワクワク。
        
        
        さて、宇宙から見た地球は美しいですが、地上の世間は今日も複雑です。
        
        
        見てのとおり、立ち絵の使い回しです。
        手抜きをしようなどという魂胆はほんの少ししかなくてですね、
        作業の最初に、構図を確認する目的で、立ち絵をモデルにして画面上に並べてみたら……ん? このままでいいんじゃない?
        ということでそのようになりました。ラッキ〜。これというのも、今まで立ち絵を頑張ってきたおかげ。私は本当にエライですね。
        そういえば、このお姉さんの足元(サンダル)が画面に入るのって、これが初めてかもしれません。
        立ち絵の段階で手抜きせずに描き込んでおいた甲斐があったというもの。手抜きをしてないかどうかはさておき。
        
        画面が斜めになっているのは、もちろん○○の一つ覚えの高度な表現技法です。○○とは何だ! もちろん天才です。うふふのふ。
        なんか、右上のお姉さんが、一歩引いたところから、見守っている、って感じがするじゃないですか。しますよね? しましょう。
        ちなみに一番右端にいるのは背後霊かもしれず、性犯罪者かもしれず、主人公氏かもしれず、
        解釈は後の時代の歴史家の手に委ねられることとなります。お楽しみに〜。
        というか普段は画面に出てこないのにイベントCGでだけ、たまに顔を出すのって果たしてどうなんでしょう? 顔ないですけども。
        顔をまともに出さずに済む構図を、ということでいつも高度な表現技法がうなりを上げております。
        
        さぁ、苦労に苦労を重ねて邁進してきたCG作業も、残すところ後3枚!
        語尾にビックリマークをつけてみましたが、実際の気力を反映したものではありません。ぜぇはぁ。
        どうしようかな。死のうかな。
        ずっと後回しにしてきたボスキャラが目の前に3名。想像しただけで鼻血が出そうです。いろんな意味で。
        
        なんだかんだと、ほぼ省略なしでここまで進めてきましたが、
        いよいよ画像なしで文章だけにする高度な表現技法の封印を解かねばならないかもしれません。背徳の香りに胸の鼓動が高まります。
        言い換えると、手抜きしていいってことですか? ってことです。背徳の香りに胸の鼓動が高まります。
        
        
        さてと、今週もよく頑張りました。
        どうしようかな。死のうかな。
        ええ、それはそれとしてですね。
        
        先日少々オドロクことがございました。
        
        マウスの具合がよろしくないので、ダメ元でマウスパッドを購入したのですよ。
        多少なりとも改善すればラッキーかな、ぐらいのノリで。
        ちなみにダイソーのレザー調の黒いマウスパッドです。レザーではなくレザー調なのでベジタリアンでも安心の一品です。多分。
        
        で、さっそくそのマウスパッドにマウスを乗せてみたところ、何も起きない。
        無反応。
        あれ? もしかしてマウスのコードが抜けている? いいえ、刺さってます。ビカーッと青いLEDがさんさんと輝いております。
        それなのに、いくらマウスを動かしても、画面上ではカーソルが微動だにしません。
        すごい。
        反応が悪い、なんて次元ではありません。完全に無反応です。こんなことってあるんですね。
        むしろカーソルを動かさずに固定しておきたいときに乗せておくとよさそうです。
        
        一体どんな特殊なテクノロジーを使えば、これほど完全にマウスのLEDを無効化できるものなのでしょう?
        レザー調というのは、キャトルミューティレーションで宇宙人に加工された牛さんの革が使われているということに違いありません。
        ここまで完璧なマウス・キャンセラーが地球人の技術で作り出せるとは到底考えられませんからね。
        
        青いLEDって、黒い面だとダメなんでしたっけ?
        ネットで軽く調べてみたところ、多少相性が悪い可能性がある的な話はないこともありませんでしたが、
        ここまで完璧に無反応になるという話は見つかりませんでした。

        ちなみに手元にあった別のマウス(赤レーザー)は問題なく使えました。
        やはり青LEDとの相性が悪い様子。
        いや、相性が悪いどころか、完全に無効化されてるって、逆に感動です。
        一体どんな物理法則なんですか。超常現象を目の当たりにしている思いです。
        
        ところで、その赤レーザーの別のマウスというのは、以前ダイソーで買った300円のマウスなのでした。
        はっ、まさか……! ダイソーおそるべし。
        
        じゃあもう、ダイソーの戦略どおり、そのマウスを使えばいいのかな?
        でも微妙にクリックが固いので、あんまりお好みではないのでした。今や歴戦のGIMP使いの私にとってクリックの固さは死活問題。
        というわけで、このマウスパッドは謎の宇宙物体Xとして手元に保管しつつ、
        カーソルの動きがいまいちながら、以前と同じマウスを使い続けております。
        
        
        それにしても、マウスの調子が悪いと、パソコンライフ全般がストレスフルなものになりますね。
        カタカナが多すぎたので言い直しますと、電脳生活全般が精神的に疲れやすいものとなりますね。電脳はパソコンでいいんじゃないでしょうか。
        何かしようとするたびに、いちいち、なんだか、引っかかる。苛立ちが積み重なっていく。
        行動の意欲はあるのに、それを実現するインターフェイスがままならない。精神と肉体が解離する。
        願っただけですべてが実現するといいのに。しかし、そうはイカのドラゴンボール。
        肉体がなければこの世を生きられない。マウスがなければパソコンが操作できない。それがこの世の仕組みなのですね。
        やがて行動の意欲も萎えていく。精神がこの世からフェイドアウトしていく。
        またまた妙なカタカナが出てきたので言い直しますと、精神がこの世から退いていく。
        あ、一応申し上げておきますと、「退いて」と書いて「しりぞいて」です。「本気」と書いて「マジ」です。日本語のお勉強でした。
        そういえば、それってマンガのタイトルなんでしたっけ? 読んだことないなぁ。死ぬ前に読んでおいた方がいいかな? 古典のお勉強。
        
        本件自体はマウスのことでしかないと言えばそうですが、
        年老いて体が言うことを聞かなくなってくるにつれ、生きる意欲がしぼんでいく、ということに通じるものがあるのかなという気がいたしました。
        私は今のところはまだ老いを感じるというには年齢的には少々早いかなというところではありますが、
        かと言って、若さ爆発! と言ってのけるほどの勢いは既にどこかに置いてきてしまっております。いずれ時間の問題ではあります。
        
        何気なくアイコンをクリックしようとして、マウスが動いてくれない。ああ、そうだった、と思い知る。
        何気なく坂道を登ろうとして、息が切れる。ああ、そうだった、と思い知る。
        何気なく行動しようとして、何にも触れないことに気付く。ああ、そういえば死んでたんだった、と思い知る。私はもうこの世では何もできない。
        宇宙空間に浮かんで地球を眺める。ここからでは手が届かない。声も届かない。地球の人たちに対して何もできない。
        できるのは、ただ願うことばかり。どうか地球の人々が幸せでありますように。
        
        しかし体があったって、実のところ大して変わりはしないような気もいたします。
        一生の間に、実際に会って関わりを持つ人の人数は微々たるものです。ネットを使ったって焼け石に水。
        さらに言えば、他人の心を操ることはそもそも不可能なのでした。
        届く手がない。届く声がない。できることが何もない。
        ただ願うことしかできない。どうかあなたが幸せでありますように。
        
        あれ? なんかいつものキメゼリフにつながってしまいましたね? もう間がもたないじゃないか。
        
        何か他になかったかな。
        
        > しかし体があったって、実のところ大して変わりはしないような気もいたします。
        > 一生の間に、実際に会って関わりを持つ人の人数は微々たるものです。ネットを使ったって焼け石に水。
        > さらに言えば、他人の心を操ることはそもそも不可能なのでした。        
        
        とは言うものの、あんまりこれに偏ると、責任放棄にもなりかねません。
        「なんかイイコト言ってるっぽい」だけに、危険思想になりかねない危うさがあるとは思います。
        人を殴っておいて、痛いのはお前の痛覚のせいだ、とかいうね。
        確かに私はここにいる。いるのですよ。恐ろしいことに。
        私があなたを殴ってあなたが痛いのは、あなたの痛覚のせいでは断じてなく、私があなたを殴ったからです。
        
        そこのところのバランス……「バランス」などと一言で言えば、そこですべてを意味したことになってしまいそうですが、
        つまり何も言ってないのと紙一重です。
        いや、何も言ってないわけではない。その紙一重のきわどい領域に、何が表現されているか? いかにそこを見極めていくか?
        というわけで、つまり、実際のところ、具体的に、どうしたものか?
        
        なんでしょうね。
        そういう「うまくつじつまの合う言い方」は、さておき、じゃあ結局どうしましょう、ってことですよ。
        一瞬で地球を消滅させるボタンがあったら、それを押すのが最善でしょうか?
        しかし、さしあたり、そういうものはなさそうです。困ったな。
        
        他に何かなかったかな。
        
        あったような気もします。無限にあるような気もします。そうでもないような気もします。
        別に今回が最後ってわけじゃないんですから(多分)、思い出したらまたいつでも書けばいいじゃないですか。
        
        ではまた。
        今日もあなたが幸せでありますように〜。さっきも言いましたっけ? 何度だって言いますよー。