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◆◆ したこと: ◆◆

        ア●シアコ●フサ5gでの体験レポート
        
        伏せ字にする意味があるのかどうかわかりませんが、遊び半分でやるものではないので、
        ご存知の方にだけ伝わるように書きたいと思います。
        
        ア●シアコ●フサを試すのは私にとって今回が初めてのこととなります。
        結論から言うと、気持ち悪いばかりで、明確に効果があったと言えるのかどうかよくわからないものだったのですが、
        反省と今後への参考のため、失敗例?として記録を残しておくことにします。
        
        あっ、言い忘れてましたが、全部私の妄想です。妄想ですからね〜。
        じゃあそんなわけで、本日もハリキって妄想を申して参りましょう。
        
        
        ■ 準備から本番開始まで
        
        MAOIを飲むということで、一週間ほど前から食事制限をしました。
        制限と言っても私はチーズを食べる習慣はないので、特に変わったことはしてません。
        発酵食品はマズイらしいので味噌を食べずにいたことと、後は念のためにカフェインも控えておりました。
        ちなみに参考までに、私は普段、動物性のタンパク質は口にしない生活をしております。
        これでMAOI対策になっているのかどうかはわかりませんが、ともかく今回が初めてですので、
        実験の意味も兼ねて、あまり神経質にはならないことにしました。MAOIを一錠飲んだ段階で異変が出れば中断する心づもりで。
        なお、結果から言うと、MAOI(モ●ロベミド)を合計600mg摂取して特に異変はありませんでした。ああよかった。
        
        ちなみに皆さんご承知のこととは思いますが、MAOIは食べ物だけでなく、他の薬物との飲み合わせで死ぬこともあり得ますので、
        実行する予定のある方は事前によく調べた上で慎重を期していただきたいと思います。
        
        さて、体験当日。
        前日は食事を控えめにして、睡眠を充分にとっておきました。おめめぱっちり。
        空腹の状態でモ●ロべミドを一錠(300mg)摂取。
        この状態でアニメを観るなどしてゴロゴロしながら30分の様子見。
        頭痛などの異変がないことを確認した上で、MAOIをもう一錠(300mg)とともに、いざア●シアコ●フサを投入。
        
        分量は5gです。デジタルスケールで5.00gきっかり。
        このドースを選んだ理由は、ネットの情報で10gを摂取したら大変な目に遭った、という体験談がありましたので、
        じゃあ初めての私はその半分で、というぐらいの理由です。
        あと有名なA先生のお茶一杯に含まれているのは約3~4gという情報もありましたので、
        5gならば効かなかったとしても、分量が少なすぎたからという可能性は消去できるだろう、という今後へ向けての経験値向上の意図もあります。
        
        お茶にはせず、粉のまま水で飲み下しました。
        理由は単に面倒だったから、ですが、これも今回が初めてですので実験の意味も兼ねておりまして、
        複雑な手順を踏んでお茶にしなければいけないものなのかどうかを確かめたかった。
        粉のままで効果が得られるならそれでよし、何らかの問題があるなら次回は別の方法でやることにしよう、ということです。
        結果を言えば冒頭にも書いた通り、効果があったような実感はあまりありませんでしたので、これではダメだったのかもしれません。
        粉のままでも効くという情報もあったんですが、実際自分でやってみたからには一つの実例として受け止めざるを得ません。
        ただ実際のところ何が悪かったのかは現時点ではよくわかりません。きっと何かがよくなかったのでしょう。
        次回は別の方法を試してみようかなと思っております。
        
        ところで粉のままだと死ぬほど飲みにくいですね。当たり前か。オブラートを用意しておくべきでした。
        ちなみに「粉が水に溶けるならニセモノ」という話がありましたので、その点の確認も兼ねております。
        まったく溶けませんでした。まさに水の上におがくずが浮かんでいる、という状態です。
        そのままお椀に口をつけてススってみると、乾いた粉が喉に入ってムセそうになる。
        スプーンですくって口に入れると、言いようのないニオイが広がる。
        このニオイを何と形容したらよいものでしょう?
        強いて言えば「木造住宅の床下のニオイ」です。古い家の解体工事現場のニオイというか。つまり木くずってことですね。うむ、そのまんまだ。
        つまり食べ物じゃないものを食べたってことです。全部私がイケないんです。ごめんなさい。前世はシロアリ。

        今回の手順をまとめます:
        ・一週間の食事制限
        ・本番30分前にMAOIを一錠(300mg)飲んで様子を見る
        ・異変がないことを確認の上、追加のMAOI一錠とともにア●●ア5gを粉のまま水で飲み下す
        
        
        ■ 摂取後、激しい不快感 ~ 落ち着くまで
        
        喉の奥に木くずのザラザラした感触が残るのを感じつつ、アニメを観るなどしてダラダラ過ごしながら効果が現れるのを待機。
        ちなみになぜアニメを観るのかと言うと、時間を測る目安になるからです。1本約30分。
        素直に時計を見ればいいんですけど、私時計ってキライなんですよ。今何時とか、そんなん知るかって話です。
        特に、今からトリップしようっていうのに時計なんか見たら現実に引き戻されてしまいそうで避けたかった。
        
        特に変化なく一本観終わる。
        が、もう一本観ようという気にはなれない。
        下腹部に不快感があり、うすらぼんやりとした吐き気の予感めいたものがあって落ち着かない。
        アイマスクをつけて布団にうずくまる。
        しかし、落ち着かない。とにかくじっとしていられない。なんだこれは。
        
        まぶたの裏側に何か明るいものが見えるような瞬間がある。
        光の粒が無数に現れて、止まることなく、一つ一つの粒が自律していながら、それでいて全体と協調しながら、滑らかに着実にうごめいている。
        光の粒が見えるだけならシラフのときでもありますが、それぞれの光の粒の周囲が貝殻のような虹色に輝いている。
        ときおり、広い空間に投げ出されたような感覚がする。
        目の前に大きな舞台があって、それを観客席から見ているような感じ。しかし舞台には誰もいない。
        
        それにしても落ち着かない。
        まぶたの裏の光景に集中したいとは思うものの、身体的にじっとしていられず、まったく集中できない。
        下腹部の不快感が徐々に強まってくる。しきりに体勢を変えながら布団の中で悶える。うーんうーん。
        
        摂取から約1時間半後、トイレに移動して下痢をする。移動の際、少しだけ足元がフラつく。すでにシラフとは言えない状態。
        ついでに吐いてしまおうかと思いつつ、もったいない気がして、もうしばらく胃に留めておくことにする。
        
        布団に戻る。が、下腹部の不快感は消えない。落ち着かなさも相変わらず。
        摂取から約2時間後、我慢できずにトイレに移動して吐く。吐き気自体を我慢できないというより、吐けば楽になるかもしれないという期待です。
        吐く直前に胃液から歯を守る目的で、事前に用意しておいたきな粉ジュースを飲む。
        便器に顔をつっこんで喉に指をつっこむとすぐにゲロが出る。が、直前に飲んだきな粉ジュースしか出てこない。
        それ以上はいくら喉の奥を指で刺激しても何も出ない。出ないものはしょうがない。
        どうやらブツはすでに胃を通過している様子。それならそれでよし。
        鏡を見てみると、瞳孔がかなり開いていました。黒目の直径の半分ぐらい。フラつきはさきほどの下痢のとき以上。
        少なくとも何らかの効果は出ていることを確信。よし、いいぞいいぞ。ぐふふ。何がぐふふだ。
        
        布団に戻る。が、やはり下腹部の不快感が消えていない。落ち着かない。落ち着かない。落ち着かない。落ち着かない!
        出すものは出し切っているんだから、これ以上はどうしょうもない。そう自分に言い聞かせて布団にうずくまって耐える。ひたすら耐える。
        深呼吸をしてみたり、心臓の鼓動に意識を集中してみたりしながら、ひたすら耐える。
        時計代わりにパソコン上で動作させておいた長時間のホワイトノイズの再生時間を見ると、トイレから戻って30分も経っていない。
        時間の経過が遅く感じられるのは単に苦しいからなのか? それとも物質の効果なのか?
        
        こんなに苦しいのに、何も幻覚らしきものは見えません。
        まぶたの裏で普段よりは少々派手に光の粒が踊っている程度。意識を集中すれば深みにいけるのではないかと試みるも、
        身体的な不快感や落ち着かなさが上回り、まったく集中できず。
        それもやがて見えなくなり、いつの間にか単なる暗闇に変わっている。シラフのときの方がまだ賑やかなぐらい。
        
        ああ、気持ち悪いなぁ、苦しいなぁ、早く終わらないかなぁ。
        今回はもう失敗ってことでいいから、さっさと終わってくれないかなぁ。
        そんなことばかり思いながら布団の中で悶絶しながら時が過ぎるのを待つ。
        聴いていたBGMが鬱陶しくなってきて、耳からイヤホンを外す。
        
        幻覚は見れてませんが、これだけ苦しいのだから何らかの効果自体は出ているということです。
        しかしこれでは単に体調を崩して寝込んでいるだけです。こんちくしょ〜。
        別に快感を求めてたわけではなく、苦しいのは覚悟してたつもりですが、これだけで終わってしまうのは残念です。

        だんだんセンチメンタルな気分になってくる。
        昔のことが思い出される。小学生の頃は楽しかったな。中学以降は恥ずかしい思い出しかない。
        両親の人生を想像する。私と同じぐらいの歳の頃にはすでに私は小学生だったんだよな。
        子供の私から見て必ずしも全面的に人間として尊敬できる人たちとは言い切れない面はそれなりにはありますが、
        ネットで昨今話題の毒親というほどのことはなく、時代的なことを考慮すれば、これ以上は望むべくもない、とは思う。
        私としては常日頃からさっさとこの世とオサラバしたいと思っておりますが、両親より先に死ぬのはいかがなものかな。何を今さら。
        不意に、両親の肩を抱いて3人で笑っている光景が思い浮かぶ。なんとまぁセンチメンタルな。
        
        それにしても子供をもうけるというのは業の深いことですね。
        だってキリがないじゃないですか。いつまで「この世」を続けるつもりなのか。
        恥ずかしい思い出ばかりの私の今までの人生も、じゃあどうすれば恥ずかしくなかったというのか?
        仮に「こうすればどこへ出しても恥ずかしくない生き方」というものがあるのだとして、だから何なのか? 何の意味があるのか? 
        いつまでそんなことを続ければ気が済むのか?
        結局、人類全員で「せーの」で滅びるのが最善手じゃないですか。
        何も存在しなくてもよかったはずなのに、なぜ何もかもが存在しているのですか?
        
        人間というものの存在のあり方が「こういうもの」である限り、結局生まれたときから他人と競争をさせられる人生にならざるを得ません。
        誰だって同じ。そりゃそうです。だからそんな用意済みのチープな「お説教」なんて聞き飽きてるんですよ。
        どんな不満を口にしても、即座に返ってくる既製品の「お説教」の詰め合わせフルセット。しゃらくさいの一言です。
        そんなフルセットをご丁寧に取り揃えて、一体何を隠そうとしてるんですか?
        そもそもなんでそうやって「存在」してるのかと、私はそれを聞いている。それを知りたい。
        「この世」で「うまくやっていく」コツなんてどーーーーだっていい。
        「イイハナシ」なら耳タコですが、浮ついた慰め以上のものにはならないという「現実」がある。「ドウショウモナイ」「現実」がある。
        みんなそれぞれに苦しいですよね。ささやかな幸せってもんがありますよね。それぞれの思いってもんがありますよね。はい、その通り。
        だからこそですよ。だからこそ、一体全体、このすべては何なんですか? 種明かしをしなさい。
        言っておきますが私はそんなあなた方が大好きなんです。だからこそ、この世に苦しみなどというものが存在するのはなぜなのか?
        え? 何ですって? 苦しみがあるから楽しみもある? テメーは一生遊んでろ。おっとごめんよ、言い過ぎた。愛してるよ。
        なお、「何らかの理解を得て」「苦しみからイチ抜けた」的なことを称する人が涼しげに「お説教」するという構図には「残念」の一言です。
        それとも「おめでとう」と言ってあげるべきかな? いやいや、それもいいですけど、やっぱりそれじゃ何の解決にもなってませんって。
        だって、結局「この全体」は何なのかって話ですもん。誰かどうして悟ったとか、そんなのは「ルール上の個別事象」でしかありません。
        
        世間的な常識で縛るより個人の感性を尊重することが大切だと思った次の瞬間、
        人間が個々人に分離する以前の「大いなる一者」へと溶け帰っていくことこそが本懐なのではないか、との観念が頭をもたげる。
        だからさ、じゃあそもそも一体なんで個々人に分離しちゃったの? ピッコロ大魔王なの?
        分離したことがそもそもの間違いの始まりなんだとしたら、この世の存在自体が間違いということです。
        だからなんで、そんなことになっちゃったんですか? 
        かと言って「この世は間違いなんだぜ、ケケッ」などと斜に構えて生きるのは「甘え」というもの。
        いくら斜に構えたって、生きているのは「この私」だ。いずれ死んでいくのも「この私」だ。誰も助けてはくれない。
        甘えたってしょうがない。間違いだというのなら、私はその間違いにこそ向き合いたい。
        で、なんでこの世が存在してるんですか? なんで「こんなこと」になっちゃってんですか?
        「これら諸々」の根本が単なる間違いでしかなかったのか、それとも何か重大な意味のあることなのか。意味があるとしたら、それは一体何なのか?
        そこらへんのスピリチュアル本に書かれてそうな浮ついた話なんか今さら興味ありません。
        この私のイマギナティオーンをナメてもらっては困るというもの。もったいぶらずに本当のことを見せやがれ。
        それから忘れてはならないことですが、いずれにせよ、さしあたりは「この世で生きていくしかない」。まったくコンチキショーだぜ。
        
        などと、普段から考えているのと同じようなことを少々生々しい現実味をともなって悶々と考えておりました。
        なお、物質のせいなのか思考が言葉になってくれず、上記のように言語化して考えていたわけではありません。
        舌っ足らずに「だよなぁ」「そりゃそうだけどさ」「だからこそって話ですよ」などとブツブツ独り言を言うばかり。
        傍から見ると酔っ払いがクダを巻いている姿そのものですね。
        
        これだけ見ると、充分に効果が出てたようにも思えますが、
        単に体調を崩してセンチメンタルな気分になっていただけのような気もします。
        内容自体は普段から考えていることと何も変わらない。
        今さら何か「気づき」だとか、そんなしゃらくさいものはどうでもいいんですよ。私の個人的な人生事情もどうでもいい。
        むしろ「その先」を求めてのことなのですよ。じゃなかったら、こんなことしてません。
        だから、さっさと宇宙の秘密をこの私に教えろってんだ、このやろ〜。ぜーはーぜーはー。あ、別に呼吸困難になってたわけじゃありません。
        
        
        ■ 落ち着いてから就寝まで
        
        さんざん悶えた後、期待していたようなものは結局何も見えず。
        経過時間を確認すると、ようやく6時間を超えていました。長かった。
        モ●ロベミドの半減期は6時間とのことですので、すでに効果のピークは過ぎているものと判断。
        これ以上待っても何も起きないでしょう。今回はここまでかと諦める。
        身体的にもかなり落ち着いてきております。
        ピーク時には座っていることさえままならない状態でしたが、この時点ではかなり楽になっています。腹部の不快感もほぼ消失。
        試しにパソコンに向き合い、ネットでハム将棋などしてみる。勝てた。脳は正常なようです。何だこの判断基準は。
        
        台所に移動して軽く食事をする。気持ち悪くなるかと警戒しながらのお食事でしたが、むしろ楽になりました。
        あーあ、今日はここまでかぁ。
        虚しい気分で、台所に置きっぱなしだったア●シアコ●フサの粉の残りが入った袋やデジタルスケールをお片付け。
        お酒を飲んだ翌日に空き瓶を片付ける虚しさに似たものがある。お酒なんて何年も飲んでませんけどね。意味ないって体感済み。もう一生分飲みました。
        
        その後もセンチメンタルな気分は抜けませんでしたが、お布団でゴロゴロしているうちに眠れたようで、目を覚ますと翌朝になっておりました。
        
        
        ■ その後と反省
        
        目を覚ますとセンチメンタルな気分は収まっておりました。シラフだ。
        身体的な不快感も消失。シラフだ。まっすぐ歩ける。シラフだ。あっ、キリンさん! それはジラフだ。ギャフン。誰か言ってそうなネタですけど。
        食事をする。うまいぞ。何か異様にうまいぞ。単に空腹だからかな?
        今回の体験のために控えていたコーヒーを久々に飲む。うまい! 近代的理性の味がするぜ。
        
        というわけで普段の頭脳明晰な私に戻って今これを書いております。
        以前DX●をやったとき()は翌日は目の焦点が合わずキーボードが打ち辛かったものですが、今回そういった症状はまったくありません。
        
        で、結局のところ効果があったのかどうか?
        身体的な症状が出ていたのは事実です。ただし、何によるものなのかは不明です。
        やたら落ち着かなかったのはMAOIで脳内物質が過剰になっていたためかもしれません。
        だとすると、上で異変はなかったと書きましたが、実はあったのかもしれません。
        一度MAOIだけで適量を模索してみないといけないかな。あんまり面白くなさそうですけども。
        
        精神的な効果については、「結局こういうもの」なんだとすれば、まさに効果テキメンだった? のかもしれません。
        が、期待していたものとは全然ちがってました。お世辞にも「神秘」体験とは言えません。ディバイン・モーメント・オブ・トゥルースには程遠い。
        体の具合が悪くなっておセンチになりながら寝込んでいただけと言えばそれだけです。変なもの食べるからですよぉ、まったく。
        こんな効いてるのかどうかよくわからないものではなく、疑いようもなく異世界にぶっ飛ばされるようなものを期待してたのですが。
        が、経験値の低い私にはそれは少々荷が重いかもしれませんので、初めてとしてはこんなところで順当と言うべきかもしれません。
        
        それから、寒さ対策が必要だと感じました。
        季節は冬真っ盛り。楽な姿勢で落ち着こうにも、寒さのため、自由な体勢がとれません。毛布にくるまってうずくまるばかり。
        ちなみに自室のエアコンは故障中。これはセッティングのミスと言うべきか。
        次にやるなら、もう少し暖かい季節になってからの方がいいかなという気がしております。
        
        ブツはまだたくさん残っておりますので、時期をあらためて、やり方を変えて再挑戦してみたいと思います。
        
        
        ではまた。
        今日もあなたが幸せでありますように〜。