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◆◆ したこと: ◆◆

        マインドルの立ち絵作成
        
        学園モノと言えば室内の普段着。
        
        
        
        制服とも違う。外出用のオシャレ着とも違う。
        同居人にしか見せないプライベートな姿にドキドキが止まらない。
        
        
        
        元素材はコミPo!に入っていた左端の服装。
        このままでもいいんじゃね? という声が誰もいないはずの室内で、しかし耳元に生々しく聞こえてきましたが、
        鋼鉄の意志でGIMPを起動し、加工を完遂いたしました。
        
        修正点は3箇所。
        季節の設定が夏ということで半袖に。
        室内ということでスカートを脱ぎ捨て、ズボンに換装。
        さらに室内っぽいラフさを主張するため、襟元を大きめに拡げる。
        そしてもちろん、ちょんまげは解除です。
        3箇所と言いつつ4箇所ですね。もはや数学さえ私の意志を縛ることはできません。円周率だって私が決めます。文科省はすっこんでろ。
        あっ、それからもう1つ、ラフさをさらに主張するために裾を伸ばしていたのでした。
        こうなったら数字の数え方から私が決めるしかありません。楽しみにしていてくださいね。
        
        ちなみになぜ室内だとスカートではなくズボンなのかにつきましては、誰もいない室内で耳元に聞こえてきた生々しい声に従いました。
        だって室内って適当な座り方するじゃん。寝そべったりするじゃん。ましてや自宅。
        そんなことを上記の左端みたいなミニスカートで決行したどうなるか?
        その結果は火を見るよりも明らか。
        まさに履いてないも同然。いや、履いている以上の何かが醸し出されてしまう。
        もちろん本文中にそんな具体的なシーンはありませんが、だからこそイマギナディオーンが発動してしまうというもの。
        具体的な光景が生々しく目に浮かぶ。鼻血が何リットルあっても足りない。ボタボタ。
        
        というわけでズボンなのですが、しかし襟元というか胸元が少々色っぽすぎるような気もしないでもありません。
        だってコミPo!の元素材の謎の黒い縁取りを消したらこうなるんだもん。
        この黒って、こういうガラの襟ってことなんでしょうか? それとも黒いシャツを下に着てるってことなのでしょうか? 
        いずれにせよ設定は夏。しかも室内。下にシャツを着ることなど不可能。まぶしい地肌を晒すことのみが唯一の選択肢。
        ならばそれを情熱的に選び取るのみ。
        
        とは言うものの、このままでは皆さんが鼻血をたくさん出してしまうのではないかと心配です。何リットルあっても足りない。ボタボタ。
        問題はどこにあるのか?
        まぶしい地肌を見つめていて気付いたことが1つあります。
        ノーブラです。
        上半身素っ裸の上にゆるいシャツをずぼっとかぶっただけですねコレは。
        もうこの文章を↑タイプしているだけで鼻から赤いものが止まらなくなります。まさに堤防決壊。
        どうしましょうかね。
        せめてノーブラでないことをアピールするために、ブラの肩紐を描き加えるべきでしょうか?
        しかし、それはそれで尚更刺激的なのではないでしょうか? 
        一体どうすればいいのか?
        前門の虎、後門の狼。
        いずれにせよ(鼻からの)流血は避けられない。覚悟と悲しみを携えて情熱的に進め。
        
        

        > 前門の虎、後門の狼。
        
        と思ったのですが、本当にそうなんでしょうか?
        選択肢を押し付けられ、それがすべてだと思い込んでしまう。
        しかし一体何がそのような状況を強いているのか? 忘れてはならないのはそこです。
        それに虎さんも狼さんも大変じゃん。がおー。
        前と後ろ以外に道はないのか? 右は? 左は? あるいは上は? 地面を掘ることはできないのか?
        押し付けられた状況に甘んじることはない。
        
        と言いつつ、やっぱりどうにもならないのかもしれません。
        あらゆる可能性をさんざん考えた。他の誰よりも考えた。当事者として戦った。この世の誰よりも。誰よりも。
        その挙句に今がある。
        外野がエラそうにお説教しないでください。がおー。
        え? 何ですって? あなたも私と同じ境遇だった、ですって? そりゃ素晴らしい!
        だけどいいですか? 私はあなたと階級別のボクシングをするつもりなんて一切ありません。がおー。
        
        私はもう戦いたくなんてないんです。
        「どうにかする」ことを目的に心をたぎらせることはもうできない。
        かと言って、「どうにもならない」という「結果を言い当てる勝負」をしてしまうのはイヤだ。
        
        「どうにかなる/ならない」という地平で心の底から踊ることはできない。
        かと言って、その地平を否定することが正しいことだという指令を遂行するエージェントになりたくもない。
        
        「セロトニンジャンキー」の中にはニンジャが潜んでいて、
        世間は忍術で今日も回っていて、
        ならばその忍術はどこから来てどこへ行こうというのか?
        足元にはマキビシばかり。
        
        宇宙は広い、と誰かが言う。
        ではなぜ、よりにもよって「この場所」なのか?
        右も左もわからないまま、手の中には錆びついた手裏剣だけ。
        鼻血も涙も止まらない。
        
        諦めと悲しみを携えて大胆に忍び寄れ。ここが私の生きる場所。
        祈りと願いを込めて情熱的に踊れ。ここがあなたの生きる場所。
        
        ああ、どうか、せめて。
        あなたが今日も幸せでありますように。