| ◆◆ 思ったこと: ◆◆ |
「正確さ」「いつも同じ対応」を求める衝動が「コンピューター的なもの」を生み出しているのか?
人間とは、予測不可能なものです。
何をするかわからない。
約束だって破る。
ある日 Yes と言ったことに、別の日には No と言う。
コンピューターはそうじゃない。
もしそんなことがあったらそれは「バグ」です。
壊れているのであり、直さなければならない。
しかし、それは人間ではない。
人間は何を考えているのかわからない。
そこにどんな心があるのか外部からはわからない。そもそも心があるのかどうかさえわからない。
コンピューターには心はない。ただ、プログラムがあるだけ。
プログラムは分析できる。
デバッガーで分析して、エラーの原因を特定できる。気に入らなければ好きなように直すこともできる。
しかし、それは人間ではない。
人間はわからない。どこまで行ってもわからない。
筋道の通った説明が成立するかに見えても、
常にそのロジックからこぼれ落ちようとする。
人間は理解できない。
人間は思い通りにならない。
そして私は人間であり、あなたは人間であり、あの人は人間です。
この世界は人間の世界だ。
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