うつ病の人はギャルのパンティを手に入れろ
うつ病の人は「悩んでいる」わけではないと思うのですよ。
たとえば、何か、「やらなければならない、ということになっていること」があって、
しかし、(「うつ」なので)それをできずにいるとする。
すると、周囲の誰かから、「何でやらないんだ!」と怒られる。
しかし、やれないものはやれない。
しかし、理由らしい理由は言えない。
では、このとき、その口から出てくる言葉はどのようなものであるか?
きっと何か、クヨクヨと思い悩んでいる「かのような」言葉であることでしょう。
そういうことなのではないでしょうか?
もちろん、「うつ」であるがゆえに、「やるべきこと」をやれず、社会的に不利な状況になり、
そのことに関して「悩む」ことになる、ということはあるでしょう。
しかしそれは結果的・二次的なことなのであって、そもそもの出発点である「うつ」自体の内実とは関係がない。
> しかし、やれないものはやれない。
> しかし、理由らしい理由は言えない。
> では、そこでその口から出てくる言葉はどのようなものであるか?
こういう場合、その言動だけを見ると、
まるで何か、クヨクヨと悩みがちな人、であるかのように見えるはずです。
周囲からもそう見えるし、自分でも「自分は悩みがちな人間なのだ」と思い込んでしまう。
しかし「悩んでいる」というのは実態ではないはずです。
実態は、おそらくこうです。
まず、「やれない」という事実が先にある。とにかくある。
それが一体何であるのか? というのは、もちろん大事なことなのですが、ひとまずは「謎」としておきましょう。
はい、「謎」です。
下手に「常識的な言葉」で言語化しても間違うだけですので、ひとまずは「謎」は「謎」として保留しておきましょう。
(※ 「謎」です。「うつ」という言葉も保留とします)
まず、「やれない」という事実が先にある。とにかく、ある。
それが何なのであるのかは、わからない。
わからないんです。
わからないけど、ある。確かに、ある。ある、けれど、言葉では言い表すことができない。
少なくとも、いわゆる「常識」の範囲内で言い表すことができるような次元のものではない。
しかし「何でやらないんだ!」と怒られているとき、ともかく何か答えを言わざるを得ない。
どだい無理な質問なのですが、怒って質問している側はそれを無理なこととも思わず、
むしろ当然の糾弾として、正義を振りかざすがごとく問い詰めることでしょう。
仕方がないので何か答える。
「常識的な言葉」で下手な説明しかできない。
すると、何か、まるで、クヨクヨと小さなことで思い悩んでいるかのような、そういう言葉、になってしまう。
そういうことではないでしょうか?
では、どうすればいいのか?
話の順番が間違っているんです。
そもそも問いに付すべきは「うつ病」の人ではない。
「何でやらないんだ!」と怒る人の方です。
そういう「常識」の方をこそ、「何でやらなきゃいけないんだ!」とでも問いに付すべきです。
「うつ病」は「病気」ではありません。
むしろ病気が治った状態です。
何の病気が治ったのか?
「常識病」が治ったんです。
ただちょっと、病気の期間が長かったから、リハビリをする必要がある。それがいわゆる「うつ」の症状ということです。
「常識病」の人にとっては「うつ病」の人たちというのは、既存の世界観を脅かす恐ろしい存在と言えるでしょう。
必死になって「何でやらないんだ!」と叩かずにはいられない。まさに病気です。
自分が依って立つ認識の基盤が崩れることを恐れているのでしょう。
既存の世界観とは何か?
依って立つ認識の基盤とは何か?
そもそも、この世界は一体何であるのか?
それは常に問いに付すべきものであるはず。
誰にとっても。
その点で、誰もが仲間です。
私もあなたも「うつ病」の人も「常識病」の人もそうではない人も、
「謎」そのものである「世界」の前に放り出されている単独者として、仲間であるはずです。
単独者なのに仲間とは語義矛盾ですが、多分気のせいです。
いがみ合っている場合ではない。
さて、その人は「うつ病」の人を恐れている。
しかし真に恐れているのは、さらにその背後にある深淵です。
深淵から目を逸らして元気るんるんでいるための「常識」が「うつ病」の人の存在で疑問に付されてしまう。
深淵が顔を出す。キャー!
怖いですね。怖いですね。怖いですねー。
吸い込まれちゃいますよ。存在が消失してしまいますよ。ヒェェ。
だが上等だ。
世界の謎に立ち向かうスタートライン。すばらしい。
だから私としてはですね、「うつ病」の人にはですね、もっと頑張って欲しいと思っているわけですよ。
頑張って、「常識」を打ち壊して欲しい。
深淵の上に構築されている砂上の楼閣である「常識」とやらをですね、盛大に砂塵に帰してしまっていただきたい。
「治療」なんか受けるなって。
元気ゴッコしたい連中に付き合ってやる義理なんかないですって。
「頑張」って「怠け」ようぜ!
誤解を恐れずにあえて言いますが、自殺も上等ですよ。
自殺すると、あいつらビビりますからね。
一種のテロとして、ありかもしれません。
ただし目的を見失ってはいけない。
つまりですね、この世界は一体何なのか? ってことです。
ただ、ぜひ考えて欲しいのは、このことです。
「自殺しないこと」が人生の目的ですか? そういうことではないはずですよ?
「自殺しないために生まれてきた」のですか? そういうことではないはずですよ?
> だから私としてはですね、「うつ病」の人にはですね、もっと頑張って欲しいと思っているわけですよ。
> 頑張って、「常識」を打ち壊して欲しい。
具体的に何をどう頑張るか?
言葉を探して欲しい。
「何でやらないんだ!」と怒鳴られたときに出てくる「言葉」が、貧困なのだと思うのです。
そういう、「言葉の貧困」を、どうにかして欲しい。
「何でやらないんだ!」と怒鳴られたときに出てくる言葉が、単なるクヨクヨとした言葉でしかない。
それは、怒鳴るのが大好きな彼ら彼女らに、誘導されてるだけだと思うのですよ。
本当のことを言えてないのではないですか?
では何が「本当のこと」なのか?
「常識病」の人が言いそうな「どうせ怠けたいだけなんでしょ?」の「どうせ」に当てはまることが「本当のこと」ですか?
そうじゃないはずです。
では何なのか?
そこを考えて欲しい。言葉を探って欲しい。
言葉を探るとはどういうことか?
上手な言い訳を考えるということか? 相手を言い負かすような理屈を考えるということか?
そうではない。
宇宙の真理に気付くということです。宇宙の真理を意識するということです。
言葉を手に入れるとはそういうことです。
しかし、仮にあなたがそうした言葉を手に入れたとしても、
「常識病」の彼ら彼女らに言っても、伝わらないでしょう。
それでいい。言わなくていい。むしろ言わない方がいい。誤解されたり曲解されたり悪用されたりするぐらいなら。
心にしまっておけばいい。
それは単に、個人的な、心の中だけの「思い込み」にとどまってしまうということなのか?
そうではない。
あなた自身が、宇宙の真理に気付いた人、になる。
それは重要な出来事です。
宇宙の歴史における重要な出来事です。
「常識病」が治って「うつ病」になったあなたは、その重要な出来事の一歩手前に立っている。
大チャンスです。逃す手はない。
探れ。言葉を探れ。宇宙の真理を手に入れろ! 手に入れろ! ドラゴンボール!
そしてギャルのパンティを手に入れようではありませんか。
ちなみにアレって「誰の」だったんでしょうね? 直後に女性キャラの誰かがノーパンになっているといった描写はなかった気がします。
ということは、ウーロン氏はパンツ自体に欲情する純然たるパンツフェチってことでいいんでしょうか?
あくまでもパンツそれ自体を追求する。異性に欲情するなどという軟弱な境地は4000年前に通過済みッッ!!
さすがです。変態かくあるべし。
何の話でしたっけ?
うつ病の話だ。
まとめると、こういうことです。
うつ病の人はギャルのパンティを手に入れましょう。
あれ? そうでしたっけ? 何かがおかしい。
何かどうおかしいのか? あなた自身の言葉で探ってください。ファイト!
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