マインドル詳細設計・3rdヒロ子氏のパート・後編の作業中。
進行状況概観:
第8話:なんとかなりそう
第9話:ほぼ完了
第10話:なんとかなりそう
第11話:ほぼ完了
第12話:超完璧
第13話:超完璧
第14話:見える! 見えるぞ!
第15話:イケる! コレる!
13話を掘っておりました。
超完璧になりました。どういうことか?
文字通りです。完璧を超えたということです。
私が思っていたものを上回る完璧さが出現した。鼻血を噴かずにはいられない。
主人公の行動ってむずかしい。
主人公以外の人物であれば、ムチャな行動も、比較的、「あり」だったりすると思うのです。
「そこで、どうしてそういう行動をするのか?」
論理的には説明がつかなくても、ともかく行動してしまう。
「それがその人なのだ」というふうに、事後的に理解が成立する余地がある。
しかし、主人公の場合は、なかなかそういうわけにはいかない。
主人公の一人称視点、という形式に特有のことかもしれません。
内面が筒抜けなので、ごまかしようがない。
「なぜそういう行動をするのか?」
文章でクドクドと説明するのも不自然。
解決策として1つ思いつくのは、選択肢にすることです。
純粋な読み物ではない「ノベル形式」のメリットですね。
これなら「主人公の選択=プレイヤー(読む人)の選択」なので、「なぜ?」という疑問は生じない。
「ノベル形式」の単にメリットというよりは、存在意義とも言えるかもしれません。
選択肢を介してプレイヤー(読む人)がストーリーに参加することができる。
だから、選択肢は積極的に設けていくとよいのだと思います。
ただ、それにしても、「なぜそこでこの選択肢が発生するのか?」という疑問が生じる余地はあると思うのです。
生じる選択肢そのものに不自然さがあれば、選択した後の展開も不自然にならざるを得ない。
安易に「選択肢にすればいい」「選択肢なのだからいい」というわけにはいかない。
今回、基本設計の段階では素朴に提示されていた箇所が、
詳細設計の段階ではシーンとシーンのつながりが見えにくい、そういう箇所がありました。
主人公がどうしてそういう行動をするのか、わからない。
そのシーンとシーンの間に、何か別のシーンがあるのではないか?
そう思って掘り進めていたところ、出てくるではありませんか。
予想もしていなかった広大な宇宙が、あれよあれよと姿を表すではありませんか。
なんと、今回はこういう話だったとは!
鼻血を噴かざるをえない。目から透明の鼻血を噴かざるをえない。
> なんと、今回はこういう話だったとは!
もうね、今回出てきたこの箇所があるのとないのとでは、全然ちがう。
今回の話の意味合いが違う。のみならず、このルートの意味合いまで違う。
なんというのか、このルートはもともと、1stヒロ子氏のルートの作業が終わった後に出てきたルートなので、
ある意味、1stヒロ子氏のことを否定するようなところがあって、それでいいのかな、と、少し気になっていたのです。
が、今回の大発見によって、そこのところが一気に解決しました。
ここにそういう解決が発生するなどということ自体、思いもよりませんでした。
完璧などという言葉では生ヌルい。超完璧とでもいうほかない。
いつもながら、こんなの絶対私には思いつかない。この宇宙で最初にこのシーンに触れて鼻血を出す栄誉にあずかれたことを有り難く思います。
そして早く完成させて、ぜひぜひ、あなたにも全身から色とりどりの鼻血を出していただきたい。
そのように、意欲を新たにした次第であります。
今日もあなたが幸せに鼻血を出すことができますように。
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