私が昨今の世の中の流れに「不穏だなぁ」「いやだなぁ」と思うのはなぜかと言うと、
表面的に悪い世の中になってしまいそうだからです。
今のところ、我々の生きるこの世の中は、「表面的には」そこそこいい世の中だと言っていいと思います。
だからこそ、その表面の裏側に、「本当に解決すべきこと」がたくさん潜んでいることに気付く機会となる。
今の「表面的にはいい世の中」は、そういう、絶好の機会なんです。
それが、「表面的に悪い世の中」になってしまったら、そのせっかくの機会が失われてしまう。
きっとみんな、「表面的な悪」と戦うことばかりに気をとられるようになってしまう。
そして、「本当に解決すべきこと」が、再び、手着かずのまま、忘れられてしまう。
逆戻りです。
> だからこそ、その表面の裏側に、「本当に解決すべきこと」がたくさん潜んでいることに気付く機会となる。
幸せなはずなのに、でもなんかヘン。
これって何なんだろう?
それは表面的な幸せがあるからこそ向き合うことのできる、とても大事な問題だと思うのです。
今のところ、我々の生きるこの社会は、「表面的には」とてもいい社会だと思います。
いまだかつて人類が為しえなかったほど、いい社会。表面的に。
そうなんです。
まずは「表面的に」それを為しえた。為しえている。
だからこそ、「次へ」進むための、絶好の足がかりなんです。
今のうちに、なんとしても、向き合うべきです。
幸せって何?
生きてるって何?
何も考えずに命を守ることしかできなくなってしまうような、
そんな「表面的に悪い」世の中になる前に。
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