話が通じない話。
人に迷惑をかけるようなことをしている人に、そのことを指摘する。
そのときの典型的な反応の1つ。
「こんなことぐらいで怒るなんて、おまえは心の狭いやつだ」
なにかがおかしい。
会話のキャッチボールとして、何かがおかしい。
何がおかしいのか?
> 「こんなことぐらいで怒るなんて、おまえは心の狭いやつだ」
では、その行為をしている当のその人は、
指摘した人よりも、心の広い人間なのか?
このやり取りは「心の広さ勝負」なのか?
というように、あれこれと考えても、実のある結果は得られない。
話された言葉そのものには、きっと、意味がない。
その言葉が話された動機を見る必要がある。
場当たり的な言い訳。
言い訳が「過去から現在を説明する試み」だとすると、
欠けている半分のピースで、事態は丸くなる?
欠けている半分のピース。
「未来を見据えることで現在を意味づける試み」
結局同じことかなぁ?
悪用の可能性は何にでもあるけれど、この半分のピースがあれば、少しは話がマシになる、と期待していいですか?
過去から現在を説明する試み。
今まで○○だったのだから、△△なのだ!
過去は変えられないから、この論法に従う限り、どうにもならない。
そしてそこには意志がない。
「あなたは本当のところ、何を願っているのですか?」
意志がないなら、生きる意味もない。
人を死人に譬える定型表現があります。
「生きる屍」「亡霊」
過去の怨念だけで動いている存在。
意志がない。未来がない。
これからどうしたい? 何を願う?
未来を求める意志がない。
それが死人に譬えられる所以なのでしょう。
生きてない。
つまり、生きているとは、その逆。
何を願っているのか? これからどうしたいのか?
未来をつくっていくこと。
願いを持って、行動すること。
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