久しぶりにキングオブファイターズ94 を やってたんですが、
なんだか、全然、よくわかりませんでした。
勝てる勝てないじゃなくて、
「よくわからない」
何のゲームなのか? 何を がんばれば 勝てるようになるゲームなのか?
昔、よくゲームセンターでやってたんですが、
そのときは、そういう疑問は感じませんでした。
勝てる勝てないで言えば、昔も下手だったんですが、
何のゲームなのか? という上記のような疑問は感じていなかったように思います。
「"格闘" なんだから、強い方が勝つんだろう。負けるのは下手だからだろう」
というぐらいの、素朴な理解の仕方をしてたのかもしれません。
> 何のゲームなのか? 何を がんばれば 勝てるようになるゲームなのか?
今回やってみて感じたのは、つまり、
攻撃が当たったり、ガードされたりしたとき、
「なぜ当たったのか?」「なぜガードされたのか?」
それがわからない。
> 「なぜ当たったのか?」「なぜガードされたのか?」
飛び道具を持っているキャラが相手のときには、比較的、わかりやすいですね。
相手が飛び道具を撃つ動作に反応して、ジャンプ攻撃を当てる。
つまり、相手飛び道具を撃った瞬間=攻撃をしていい瞬間、というわけです。
飛び道具を持ってないキャラが相手のときには、もう全然、わからない。
いつ、攻撃していい、のか? いつ、攻撃してはいけない、のか?
それで負けたときには、なにか、よくわからない理由で罰を受けているような、そんな印象。
勝てたときにも、CPU が気まぐれを起こして、ガードしないでくれたから勝てた、そんな印象。
CPU戦しか してないからでしょうか。対人戦だと、そうでもないんでしょうか?
根本的には同じなんじゃないのかな。どうなんでしょう。
> 相手が飛び道具を撃つ動作に反応して、ジャンプ攻撃を当てる。
必殺技の名前を叫ぶ、という演出がありますよね。
あれは、反応しやすいようにするための、重要な要素だったりするのかもしれないですね。
「こおーけん!」とか「サイコぼーる!」とかは、反応しやすいんですけど、
「フンッ!」とか「くらぇぃ!」とかだと、なんだか全然、反応できません。
通常技を出したときにも、そういう掛け声を出したりするせいでしょうか。紛らわしい。
結局、格闘ゲームって、「何のゲーム」だったのでしょう?
思わず過去形で言ってしまいましたけど、今でも格闘ゲームってあるんでしょうか。
> 「"格闘" なんだから、強い方が勝つんだろう。負けるのは下手だからだろう」
> というぐらいの、素朴な理解の仕方をしてたのかもしれません。
必殺技のコマンド入力が上手になれば、勝てる、というふうに思ってたこともありました。
実際はそういうゲームというわけでもない、ということはすぐに気づいたわけですが、
当時は「だからこそ奥が深いゲームなのだ」というふうに思っていたように思います。
しかし今回やってみると、
せっかく難しいコマンド入力を成功させたのに、
なんで当たってくれないのか? なんで反撃されなきゃいけないのか?
成功したはずなのに、罰を受けなきゃならない理不尽さ。
そういう印象を、強く感じてしまいました。
同じものに対して、真逆の印象を感じた。
「"格闘" なんだから」という部分に、説得力を感じるかどうか、という違いでしょうか?
平たく言ってしまえば、やる気があるかどうか、という程度の言い方になるのでしょうか。
今回、確かに、やる気は、あんまりなかった。なかったのかよ。
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