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◆◆ したこと: ◆◆

        マインドル本文・3rdヒロ子氏のパート・第七話が完了。
        
        できた! できたァーーーーッ!!!
        素晴らしいです。あまりの素晴らしさに鼻血を吹いて死んでしまいそうです。
        でも残念ながらまだ生きてます。困ったな。
        鼻血で汚れた部屋を掃除するのも私です。困ったな。
        
        そしていつものことながら、やっぱり長い。
        長かった。長かったなぁ。原稿用紙換算で約389枚。
        しかもこれって、1枚につき400文字全マス埋めた場合の機械的な計算です。
        実際に原稿用紙に書く場合は改行があるから、もっと枚数が増えることでしょう。恐ろしい!
        あまりの恐ろしさにトイレに行けなくなるじゃないですか。どうしてくれるんですか。コノヤロー!
        
        それにしても、なんでこんなに長くなるんでしょう? ここ最近の傾向。
        今回もどうせまた長くなるんだろーなー、とは思ってたんですけど、
        別に、そんなに、長くなるような要素はないと思うのですよ。個々のシーンは短い。
        それが積み重なって……とは言うものの、
        ああ、なるほど、そうなんですよ、個々のシーンは短い。
        これがですね、もしもですね、長いシーンがドーンと一つか二つあるだけだったら、
        圧縮する余地があると思うのですよ。短い言葉遣いを心がけるとか。
        しかしながら、シーンの数自体が多い。すると圧縮の余地がない。
        生き物でたとえるならばムカデです。
        ムカデさんって、お体がたくさんの節に分かれてて、そんで、身長が長くていらっしゃるじゃないですか。
        それに対して、カブトムシは短い。なにしろ体が三つにしか分かれてませんからね。
        えー、そんなことないですよ? カブトムシさんおっきいですよ?
        それもそうですね。おかしいなぁ。圧縮してやれ。うらうら。
        カブトムシさんを潰しちゃだめー! ごめん。
        あと、ムカデさんって伸び縮みしません? 細長いから。
        そうかも。じっくり観察したことないですが、そんな気がする。ムカデを舐めてもらっては困る。ペロペロ。
        なんだかまずい感じですね。
        一体どこで間違えたのでしょう? 誰か教えてください。
        
        ともかくですね、長くしようと思ってしているわけではないのですよ。
        無意味にカサを増やしてやろうなんて思ってるわけじゃあないのですよ。
        こういうふうにしかなりようがない。
        私はただ、石を彫って中に入ってる仏を取り出しているだけなのです。
        私は悪くない。悪いのは全部仏です。コノヤロ〜。仏像をぶつぞぉ!
        
        とは言うものの、長いのがあなたのせいじゃないことは事実です。
        仏のせいにしてみたところで、長すぎることの弊害はなくならない。
        こんなに長いものを一体誰が読むのですか? 仏が読んでくれる。
        おお、そうでした。そうなのでした。じゃあ問題なしだ。仏って本当に有り難い。仏像をぶたないぞ!
        
        
        ところで、長いのはいいとして、中身はどうなんですか? 中身は?
        ええ、ええ、完璧なのは当然なのですが、やっぱりここでも仏って素晴らしいなぁと思うわけです。
        選択肢で間違えたときのいわゆるバッドエンドが今回3箇所ぐらいありまして、
        それぞれ、わりと適当に処理するつもりでいたのですが、その中の一つがですね、
        フタを開けて見ると、実はそれほどバッドでもない。
        話としてはここでエンドになってしまうけれども、これはこれでアリ。
        なるほど、こういう展開もありえるのですね、と。
        いつもながら私には思いもよらない世界を見せていただくことができました。
        ハイル阿弥陀仏。ジーク阿弥陀仏。
        
        さて、これでようやく3rdヒロ子氏ルートの前半が終了であります。
        えー、やっと半分なの? ここまでと同じ分量をもう一回繰り返したら死んじゃうじゃないですかー。
        いやいや、多分それはないと思います。死ねないのは残念ですが、分量的にはおそらくそんなに多くない。
        本当ですかー? あなた、いつもそんなこと言って、毎回大長編じゃないですか。
        ですよねー。そういうことにならないと断言はできません。
        ということは死ぬってことですか。なるほど。それならそれでいいですね。どっちに転んでも問題なし。
        死は幸せ。ドはドーナツ。レは練炭。
        
        いずれにせよ確実なのは、後半の作業が楽しみで仕方がないということです。
        ほらね、もう鼻血が出てきたじゃないですか。それぐらい楽しみってことです。
        なにしろ仏に授かったお話ですからね。エキサイティングに決まってます。
        前にも何度かお話しましたが、もともとは前半までで終了の予定だったのですよ。
        ところが詳細設計が終わって鼻血を拭きながらまったりしているところに仏がやってきて後編を置いていくじゃないですか。
        こうなったらやるしかない!
        拭き終えた鼻血が再び噴出し始めて今に至る、というわけです。そろそろ出血多量で死にます。まさに仏のはからい。
        
        そういうわけで後編の作業に向かって鼻血ジェットで元気よく邁進していきたいわけですが(あ、後ろ向きになる!)、
        ほんの少しだけ疲れました。ほんの少しだけ休みたい。56億7千万年ぐらい休みたい。
        そしたら次の仏さんが地球にやってくるって言うし、ちょうどいいじゃないですか。
        だいたい、私にばっかり作業させて、次の仏さんは今頃何してらっしゃるわけですか? 宇宙のどこかでノンビリ修行ですか?
        いいですよねー、そっちは一日が400年なんでしょう? こっちは一日が24時間ですからね。私もそっちに往生したいものです。
        
        ともかく生きて地上にいるからには、することなんて一つしかありません。
        粛々と作業を進めて参ります。
        
        今日もあなたが幸せでありますように。