足を引っ張り合う社会?
たとえば「ベジタリアン批判」に典型的に見られる言説。
・植物だって命じゃないか!
・おまえだって生き物を殺してるのさ
・我々人間は他の生き物の命を奪って生きてるんだよ(認めろ! 聖人ぶってんじゃねぇ!)
他にも、たとえば、いわゆる「ボランティア」的な活動をしている人を見れば必ず、
条件反射のように「偽善者め!」と唾棄する。
それで仕方なく「やらない善より、やる偽善」などといった「言い訳」をしなければならなくなる。
いいことをするために、言い訳が必要!
誰かが「いいこと」をしていることが許せないようです。
足を引っ張ってやらないと気が済まない。
抜け駆けして「いいこと」をするなんて許さん! ということでしょうか?
あるいは、他者とは全て、足の引っ張り合いをする競争相手、と見なされているのでしょうか?
> 苦情を申し立てることを抑圧する決まり文句が多すぎる。
> 例えば「自分は迷惑をかけてないと言い切れるのか?」
だから、苦情を言われたとき
「お、こいつめ、俺の足を引っ張りに来たな?」
と思うのかもしれない。
そして
「よーし、じゃあ俺もこいつの足を引っ張ってやるぜ。さーて、どう引っ張ってやろうかな?」
と思うのかもしれない。
あるいは、これは社会の問題ではなく、その人の(個人的な)人間性の問題でしょうか?
それにしては、非常に一般的な傾向のように私には感じられます。
なぜこうなってしまうのでしょう?
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