マインドルの本文・2ndヒロ子氏のパート・第4話に着手。
最初の方のシーンが、なんとか書けつつあるところ。
後は淡々と、作業が進む、と、いいですね。ですよね。
最初に手を着けるまでが、割と大変。
まず詳細設計を読んで、必要ならそれ以前のメモも読み返して、
どんなお話なのかを思い出す。というか、あらためて解釈しなおす。
その解釈で作業を進めていいのか? 心配できるだけ心配する。
これ以上心配しても時間が過ぎるだけ、と諦めて、手を着け始める。
それで実際に出てきたものとご対面して、
なるほど、こんな感じになるのですね、と、びっくりして、
出てきたものに教わりながら、手を動かす。
> 出てきたものに教わりながら、手を動かす。
教えて。どうすればいいのか教えて。
私には決めることができないのです。
この第4話は、比較的軽いノリのお話のはずなので、
作業も気楽に出来る予定なのですけど、
なのですけど、
うん、なのですよね。
大丈夫。大丈夫。
私の命は今、この作業をするためだけに存在しています。
この作業を実際にしているときも、そうではないときも、
全て、この作業を完遂させるために存在しています。
この作業をしているときはもちろん、というよりむしろ、この作業をしていないときこそ、
全ては、この作業を完遂させることに向かって行われています。
あらゆることが、その一点を基準に意味づけされています。
この作業の成果物が明らかにされる過程が、私の意識が宇宙を認識していることの証です。
信仰告白。
> この宇宙に住む全ての私のために
うん。だから、この宇宙に住む全ての私にとって、
この作業以上に重要なことは存在し得ないのですが、
それはつまり、この宇宙に住む私以外の全てにとって、
この作業は、プランクトンの溜息以上にどうでもいい。
このギャップ。果てしなく深い溝。
地の底よりも深い真っ暗闇の溝。
その溝のこちら側に、私はいるのですね。
ここには私しかいない。
日々はこんなにも豊かなのに。
> プランクトンの溜息以上にどうでもいい。
おおっと、プランクトンさん、ごめんね?
> 地の底よりも深い真っ暗闇の溝。
いや、なんかね、ちょっとね、
こんなこと言うのは、ダサいんですけどね、とってもダサイんですけどね、
知り合いがね、今度、とある資格の検定試験を受けるんだーって大騒ぎしててね、
それで身の回りの人たちがね、笑顔で激励してるわけです。
それで、ちょっと、なんていうか、切なくなってしまった、と、こういうわけなのです。
たまには、許してください。こんなことを思うことを、許してください。
凡夫ですから。凡夫ですから。
ああ、この作業は、私にしか関係がないから、人には話せません。
それで、ちょっと、なんていうか、ああ、そうだ、私は自殺しないことにしたんだ、って、
それを思い出すのは、きっと、こういうときなんだろうなって、思ったのかもしれません。
たまには、許してください。こんなことを思うことを、許してください。
これもきっと、生きてるってことなのでしょう?
> それで身の回りの人たちがね、笑顔で激励してるわけです。
その人がいないところで、その人の話をして、あの子、今一人でがんばってるんだから、なんて、
大騒ぎして、身の回りの人から応援されて、
全然一人じゃないじゃん。ちゃんちゃらおかしい。
なんてね。
こんな、ダサイことを思うのも、生きてるからこそ。
Enjoy it!
ここを読む可能性のある人が限りなくゼロに近いのは救いでしょうか?
ですよね。ですよね。
あれ? これはつじつまが合ってないのかな?
宇宙が構成されないぜ。ちくしょー。
うん、たまにはね、
こんなこと、言っておかないと、私がかわいそうですからね。
大丈夫ですよ。宇宙、ちゃんと、ありますよ。なくてもいい? うんうん。
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