たとえば将棋のソフトは、いくら強くても将棋しかできない。
それに対して人間は、いろいろなことができる。
そこがソフトウェアと人間の根本的な違いの1つ。
……と思っていたのですが、実のところ、どうなのでしょう?
どうなのでしょう、と、この話で私が今気にしているのは
ソフトウェアの方ではなく、人間の方です。
実は人間も、いろいろなことをしているように見えて、目的は1つだったりしますか?
人間て、一つのことに集中しようとしても、できませんよね。
「やらなきゃ、やらなきゃー」と思っていても、どうしても、同じことを続けることができない。
あなたはそうでもない? さてはメカですね?
いや、そんなことはないのかも?
どうすればいいのがわかりきっている単純作業だったら、
体力の続く限り続けてしまうことができてしまうような気もする。ある種のゲームとか。
気分転換が必要なのは、どうしてか?
脳の回路が組み変わるのに時間がかかる?
現在の回路でやれる限界、というのがあって、
そこに達すると、それ以上の成果を出せなくなる。
次のステージに進むには、脳の回路が組み変わるのを待つ必要がある。
それがいわゆる「気分転換」と呼ばれる時間だったりするのでは?
だから、脳の回路を組み替えなくてもいいような決まりきった作業なら、
純粋に体力が続く限り、延々と続行できてしまうのではないか?
脳の回路、ですか。
怪しい概念を持ち出してしまいました。
知識のない私がこんな概念を持ち出しても「トンデモ」な話にしかならないですね。
> 実は人間も、いろいろなことをしているように見えて、目的は1つだったりしますか?
>
> 人間て、一つのことに集中しようとしても、できませんよね。
> 「やらなきゃ、やらなきゃー」と思っていても、どうしても、同じことを続けることができない。
実のところ、目的は何なのか? というような話を考えるための糸口として。
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