生きることは他人と関わること。
生きることは間違えること。
> 生きることは他人と関わること。
あの世ではなく、この世に身を置く。
この世とはどのような場所か?
他者がいる場所。
生きるとは、他者の中に身を置くこと。
> 生きることは間違えること。
たとえどんな悟りを開いても、結局、それで終わりにはならない。
生きている限り、続きがある。
動いていればミスもする。
考えが変わることもある。
何があっても変化しないなら、それは死んでいるということなのではないのか?
生きて、他者と関わり続ける限り、変化は避けられない。
生きることはブレることだ。
あのとき死んでしまえば、それ以上間違うことはなかったのかもしれないけれど、
だけど、今、こうして、生きているのでしょう?
ならば間違い続けるしかないではありませんか。
> よいことは1人でするもの。わるいことは多人数でするもの
生きることが他人と関わることならば、
生きることが間違うことならば、
あえて他者と寄り添い、共に悪事を為す?
あるいはそれが生きるということ?
私はこの世の一部なのだから、
この世に間違いがある限り、
私だけが1人で正しいなんてことが、あるはずがないではありませんか。
誰かが間違っているとすれば、それは私が間違っていることに他ならないのです。
不取正覚。
どうすればいいのか、なんて、わからない。
だから、一緒に考えましょう。それじゃダメですか?
自灯明、法灯明。たまには他灯明。
共灯明と言ってみたりもする。
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