TOP > テキスト目次 > 「マインドル」のストーリー。1stヒロ子氏のパートの詳細設計。



◆◆ したこと: ◆◆

        「マインドル」のストーリー。1stヒロ子氏のパートの詳細設計。
        
        13話目の詳細設計完了。
        つまり、全話完了。やったぜ! 詳細設計完了ぉぉぉぉぉ!
        
        2月中に終えるのを目標にしていたので、
        2月中には終わらないと思ってました。目標はいつも遅れるものです。
        本当に2月中に終わるなんて、びっくりです。心臓が止まるかと思いました。残念ながらまだ動いてます。
        
        完了と言っても、実際はまだまだ全然完了じゃないんですけどね。
        するべき作業はたくさん残っています。
        本文書いてないし、その後はスクリプトに落とす作業をして、
        グラフィックを用意して、システムも拡張して、
        面倒くさいなぁ。誰か代わりにやってよ。
        
        うん、詳細設計までできたということは、一応、そういうことですよね。
        タテマエ上は、あとは私じゃなくても、残りの作業ができる。
        じゃあ、やってくれる人、手ェ挙げて。はーい、やりますやります、やりますー!
        よーし、じゃああとはキミに任せたよ。うんうん。まっかせてー。
        ところでキミは、誰かと思えば私じゃないですか。おっひさしぶりー。元気してた? 
        
        しばらく休みたい。ほんの3億年ほど休みたい。
        続きは化石になってからでいいですよね?
        あー、肩こったなー。
        
        
        
        
        1つ問題がありまして、
        いや全然問題ではないんですけど、
        それはですね、
        詳細設計までできたということは、この おはなし が どんな おはなし なのか、
        私には、もう、知るところとなった、ということです。
        つまり、残りの作業は、
        この おはなしを、私以外の人に見てもらえる形にするための作業、ということです。
        そんな作業をする必要があるのかな?
        
        私はもう、このお話が、どんなお話なのか、知ってるのですよ。
        この宇宙で一番最初に、このお話を読んだのです。うらやましいでしょー。えへへー。
        どんなお話なのか、知りたい? 知りたい? ね、ね、知りたい?
        どーぅしよっかなぁーーーー。
        この宇宙で、ただ一人、私だけが、このお話が、どんなお話なのか、知っている。
        いいでしょー。うらやましいでしょー。うへへ。
        
        作業を続けるモチベーションを見失おうと思えば、
        いともカンタンに見失うことができるぞ。朝メシ前だ。
        
        見失うというか、だから、そもそも、続きの作業をする必要がないんじゃないのかってことですよね。
        だって私は私以外の人間に興味がないのですもの。自分とラブラブ! I love me!
        
        
        実際、どうしようかな。
        生きる意欲が急激に萎えてきているのは事実。
        今、部屋に強盗が入ってきたら、よろこんで首を差し出します。これ、つまんないものですけどー。
        
        他の人がこのお話を読んで、どんな顔をするのか見てみたいような気はします。
        ほんの好奇心。冥土の土産話ぐらいにはなるかも、ならないかも。
        命を維持するほどの理由に、なり得ます? 頼りないなぁ。
        
        
        なんかね、身近な人の顔を思い浮かべて、
        このお話を一番読んで欲しい人は、このお話を絶対に理解しそうにない人。
        それがわかりきってるから、私はここまで来た。
        私はこのお話を石の中から掘り出して手に入れる必要があったけど、
        他の人に見せる必要がない。