というか、Mac OS X でアプリ開発をしたい?
そんなアナタのために! このチュートリアルがあります。
SFML をどうやってインストールするのか?
IDE をどんなふうに設定するのか?
そして SFML の基礎的なプログラムを書くまでのご案内です。
そして忘れてはいけないことがもう1つ。
作ったアプリを、ユーザーさんがすぐに使える状態で配布するにはどうすればいいのか?
それについてもご紹介します。
このチュートリアルの中で、重要な部分には、 さらに詳しい解説ページへのリンクを張ってあります(別サイトへ。アップルの公式サイトなど)。 興味のある方は、そちらも読んでみてください。
このチュートリアルの内容そのものは、リンク先を読まなくても、ついて行けると思います。
※訳者註
このチュートリアルの内容の動作確認はしていません。 というより、訳者は Mac を触ったことがありません。 理解不足による誤訳があるかもしれません。ごめんなさい。
Mac を持っていないので、スクリーンショットの撮影もできません。 訳文中の画像は原文にあるスクリーンショットを模写したものです。 ちゃんとした画像が見たいときは原文を参照してください。
このチュートリアルの内容の動作確認はしていません。 というより、訳者は Mac を触ったことがありません。 理解不足による誤訳があるかもしれません。ごめんなさい。
Mac を持っていないので、スクリーンショットの撮影もできません。 訳文中の画像は原文にあるスクリーンショットを模写したものです。 ちゃんとした画像が見たいときは原文を参照してください。
SFML を使ったアプリを開発するために必要なのは:
- Leopard 以降の Intel 搭載 Mac
- Xcode(できれば、App Store で入手可能な、バージョン4の IDE)
最近のバージョンの Xcode では、コマンドラインツールもインストールする必要があります。
・入手先:
Xcode > Preferences > Downloads > Components
・入手先:
Xcode > Preferences > Downloads > Components
Xcode 5 をお使いの場合は、
新しいバージョンのテンプレートを使います。
Mac OS X では、2通りのフォーマットで SFML を使うことができます。
1つは dylib ライブラリ。もう1つはフレームワークのバンドルです。
どちらも ユニバーサルバイナリとして提供されてます。 なので、32ビットマシンでも 64ビットマシンでも、特に気にしないで使うことができます。
Dylib は ダイナミックライブラリの略です。
このフォーマットは Linux でいうと ".so" のライブラリみたいなものです。
もっと詳しく知りたい方は、 こちらのページをどうぞ(アップルのサイトです)。
フレームワークも、根本的には dylibs と同じです。 違いは、外部リソースをカプセル化できるところです。
詳しいお話は、 アップルのサイトの解説をご覧くださいませ。
SFML でアプリ開発をする場合、1つだけ、両フォーマットの微妙な違いを知っておいて下さい。
SFML そのものを自前でビルドした場合は dylib 形式で、デバッグ版もリリース版も両方生成できます。 が、フレームワークではリリースビルドしかできないのです。
最終的に完成品をリリースするときには、どっちにしてもリリースビルドをすることになるので、 問題にはならないと思います。
と、そんなわけで、ダウンロードページに置いてある OS X 用の SFML ライブラリは、 リリースフォーマットの分しかないのでした。
Xcode4 用に、SFML は2通りのテンプレートで提供されてます。 これを使うと手早く簡単にプロジェクトを構築できます。
テンプレートでカスタムプロジェクトを生成できます:
SFML を dylib として使うかフレームワークとして使うかに関わらず、 開発するアプリケーションがどのモジュールを使うのか、どのコンパイラを使うのか、を選択できます。 そして、リソースを全部含んだアプリケーションバンドルを生成するのか (アプリケーションのインストールプロセスはドラッグアンドドロップのような簡単な操作で作れます)、 それとも従来通りのクラシックなバイナリを生成するのかを選択できます。 詳しくはこのチュートリアルの続きをご覧ください。
注意点! これらのテンプレートは Xcode3 とは互換性がありません。
もし Xcode3 の IDE をアップデートせずに使い続ける場合は……
もちろん! それでも SFML を使ったアプリを開発できます!
ここではそのやり方の解説は割愛しますが、
アップルのドキュメントを見て、Xcode3 でライブラリをプロジェクトに追加する方法を探してくださいませ。
アップルは Xcode4 に同梱して clang や libc++ のカスタムバージョンを出荷してます。
C++11 の仕様を部分的にサポートしています(でも全機能ではない)。C++11 の新機能を使う予定なら、プロジェクトを clang や libc++ を使うように設定します。 そして、正しいバージョンをダウンロードしてくださいね(詳しくは後述)。