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◆◆ したこと: ◆◆

        マインドルの立ち絵作成
        
        学園モノと言えばファーストフード店。
        
        
        
        店員です。
        店員に見えますよね? はーい見えまーす。
        背景がファーストフード店で、学校指定にしては若干派手目な制服を着てれば誰がどう見ても店員以外にありえません。
        スマイルください。ロマンチックください。ギャルのパンティください。
        最後のは何か別の種類の店になってますね。
        え? 別の種類って何の店かって? もちろんレディース・インナーウェア売り場に決まってるじゃないですかぁ。
        一体何を想像してたんですか? あたしわかんなーい。あはは。あはは。
        
        ちなみに今回のこれは珍しくコミPo!純正です。無加工です。
        もちろんコミPo!にファーストフード店の制服なんて入ってないし、どうしようかな死のうかなと思っていたのですが、
        夏制服の中に、学校指定にしては派手目なのがいくつか入っているのを見て、
        じゃあそれをちょっと加工して……と見せかけて加工せずにそのままでもいいんじゃない?
        学校指定には見えないし、あとはいつものように言い張った者勝ちコースだぜヒャッハー! というわけでこうなりました。
        名札ぐらい描き加えればよかったかな? もうどうでもいいや。どうでもいいのかよ。
        
        それにしても無加工というのは楽ちんですね。あまりの楽ちんぶりに死ぬかと思いました。なぜ死んでないのか不思議でなりません。
        というかほぼ毎回何らかの加工が必要ということの方がむしろ当初の想定から外れているのではありませんか?
        言われてみればそんな気もしてきました。
        しかし特殊なコスチュームを着る人の分はすでに大体終わってるので、
        後は無加工とはいかないまでも、楽ができる予定です。本当ですか? どうでしょう。
        
        ちなみに今回こうして結局無加工なわけですが、
        作業にあたりましてはファーストフード店の制服ってどんな感じかな、とネットで画像を検索したりはしました。
        その上で出来るだけファーストフード店っぽい制服を選ぼうとはしたわけですが、
        結局どういうのがファーストフード店っぽい制服なのかは不明です。
        そもそも私はファーストフード店に入ったことがほとんどないのでした。そんな私にファーストフード店の制服のセンスを期待していはいけません。
        コンビニなら公共料金の支払いで月に何度か行くので、かろうじて制服を見る機会があるのですけどね。
        私の人生の中でファーストフード店のような高級料理店に足を踏み入れることはほぼありえません。
        しかもファーストフード店って注文時のシステム上、食い逃げできないですよね。もちろん万引きも不可能。
        できることと言えばトレーをこっそり持ち出すことぐらいです。かつては怪盗と呼ばれた私も商売上がったりです。
        昨今は世間を騒がせる怪盗というものをめっきりみかけなくなりましたが、
        それにはファーストフード店の台頭が関係しているのかもしれませんね。時代は移り変わる。
        何を言っているのかよくわからなくなってきました。
        最近見かけないと言えば、むしろ怪盗じゃなくて怪人なんじゃないですか? そうだ。多分そっちだ。
        一頃は怪人が頻繁に世間を騒がせていたものですが、近頃はめっきりナリを潜めているようです。
        なぜか?
        呼び方が変わったからです。
        怪人とはその字義によると怪しい人という意味です。
        そういう場合、最近は何というのでしたっけ? 不審者です。イヤな言葉ですね。
        不審者20面相。ショッカーの不審者。これでは華がありません。情緒のない時代になってしまったと言わざるを得ません。
        そのうち怪獣だって不審獣になってしまうでしょう。怪物くんだって不審人物くんです。
        悪に華のない時代は生きにくい時代です。
        世の中全体が平坦な秩序で隙間なく覆われ、息ができない。
        華のあった悪は去り、住民はみな秩序の管理者の冷徹な監視下におかれる。
        秩序が人間に牙を剥く。正しさが人を殺す。
        
        さて、ここで意識していただきたいのは次のことです。
        一方に「華のある悪」という極がある。
        一方に「冷徹な秩序の管理」という極がある。
        その間に「一般常識」というものが宙吊りになっている。
        
        素朴な意味では「悪」の反対は「正義」または「善」ですが、
        上記の図における「冷徹な秩序の管理者」をその意味で単純に「正義」や「善」と呼んでは間違いを犯すことになります。
        「華のある悪」は秩序の破壊という意味で悪ですが、
        「冷徹な秩序の管理」も人間性の抑圧という意味で悪です。
        ここを間違えてはいけない。
        そして悪が善の顔をしてのさばることとなる。善が悪として裁かれることとなる。
        情熱のない地獄が口を開け世間を飲み込む。
        
        さて、その間に「一般常識」というものが宙吊りになっている、と言いました。
        これは非常に不安定な状態です。
        左右から悪に引っ張られ、無根拠に空中にぶら下がっている。
        虚無に落ち込む恐怖にかられ、たやすく悪に引き寄せられる。これではいけません。
        自分の意志で立たなければいけない。
        卑屈にもならず傲慢にもならず。
        自分の意志で善に向かって進まなければいけない。
        自分の意志でロマンチックを求めなければならない。自分の意志でギャルのパンティを求めなければならない。
        たくさん集めてご近所さんにおすそ分けしてあげなければならない。
        いや〜、実家からギャルのパンティたくさん送られてきて余っちゃいまして。よかったら少しお願いしますよ。とかなんとか。
        そういうわけで、今度ファーストフード店に行ったら恥ずかしがらずにギャルのパンティをオーダーします。しません。
        
        今日もあなたが幸せでありますように。