マインドル・3rdヒロ子氏ルートの詳細設計・第5話が完了。
ちょっと時間をかけすぎてしまったかも。
作業の終盤では思うように作業が進まず、効率が低下してしまっていました。
あたりまえですが、気持ちよくノリながら作業を進められる時期と、そうじゃない時期がありますね。波がある。
エピソードの中の重要で本質的な箇所について作業しているときには、気持ちもノリノリになるのですが、
わりとどうでもいい箇所になってくると、気合も入りにくいようです。普通ですね。
大体これまでのパターンとして、
エピソードの大枠が見えてきて、具体的になりつつある過程が一番気持ちがよいです。
この段階では、まだシーンの順番が確定していなかったり、間が欠けていたりする。
順番が確定してくると、あるシーンとあるシーンの間に、つなぎとなるような別のシーンがあるはず、それは何だ?
と、いう作業が発生してくる。
これもそこそこ気持ちがいい。エピソード全体がより鮮明になっていく過程です。
最後に、細かなつじつま合わせが残る。
ここで精神的につまづきやすい。要するに、やりがいを見出しにくい作業ということです(つまらない、とは言いたくない)。
ここまでくると「もう、できたも同然!」という気分になっていて、にもかかわらず、まだつじつまが心配……、
と、なんだか、早く達成感に浸りたいのに、気持ちに水を差されているような感じがしたりもしてしまうところ。
ただ、その作業も1つ1つ片付くにつれて、エピソードのイメージがよりクリアになってくれるので、それはそれで嬉しい。
今回はさらに、もう一段階面倒な作業をしてしまいました。
エピソードの中で、ある種の「ネタ」を列挙する場面がある。
その「ネタ」を、この段階で列挙しておこう、ということにしてしまった。
中身はなんでもいい。
「だから今のうちに……」と思ったのですが、ここで時間がかかってしまいました。
ラストの3日ほどは、これに費やしてしまった。
しかもエピソード本体の内容とはあんまり関係ないところなので、集中力が途切れて寄り道をしてしまった気分です。
結果的には、それなりのものが出てきてくれたので、悪くはないのですが、
集中力を途切れさせないために、こういうのは後回しにした方がよかったかもしれません。
「こういうの」というのは、どういうのかと言うと、
その箇所の中身がどうであれ、エピソード全体の内容や構成には全く影響がない箇所、ということです。
あくまでも詳細設計なのだから、メモとして「ここに○○に関するネタを列挙」と書いておくだけでもよかった。
1stヒロ子氏および2ndヒロ子氏の詳細設計のときには、そういうふうにしていたと思う。
今回、3rdヒロ子氏の詳細設計では、詳細にしようとし過ぎているようです。ここは反省したいところです。
もうちょっと、テンポを優先してもいいような気がしてきました。
という反省点はあるものの、エピソードの内容はと言いますと、
いつもながら、大変に素晴らしいです。
いつもながら? いいえ違いますね。いつも以上です。これまでの中で一、二を争う素晴らしさです。
あ、争っちゃダメです。争いごとは嫌よ。
うん、そのぐらい素晴らしい。奇跡の瞬間に立ち会うことができた。まさにそういう思いです。南無阿弥陀仏。アーメン。
この第5話は前編のハイライトの一つを含むことになるだろうとは思っていたのですが、まさかこれほどとは。
こんなの、計算して意図的にたどり着ける場所じゃないです。
これまでの作業を 2ndヒロ子氏 → 1stヒロ子氏 → 3rdヒロ子氏、と続けてきたからこそ、ここに来ることができた。
それでいて、あの場面が生じることは始めから決まっていたかのよう。
偶然にしては、あまりにも出来すぎてます。宇宙の意志を感じずにはいられません。
さて、そろそろ前編の終盤に入るようです。
次はどんなものを見せてもらうことができるのかな? 楽しみです。
今日もあなたが幸せでありますように。
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