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◆◆ 思ったこと: ◆◆

        何かすごく嫌なことがあったとする。
        「こんなことは許せない!」と思う。
        「こんなことは許されるべきではない!」と思う。
        そして、
        どうして「こんなことは許されるべきではない」のか?
        その理由を考える。
        
        理由。理論。理屈。人を操るための。
        
        つまり、私が「こんなことは許されるべきではない!」と思っているのに、
        それにも関わらず、「こんなこと」をしている人に出会ったとき、
        いかにして、その行動を改めさせるか? いかにしてその性根を叩き直すか?
        
        でも他人を操ることはできない。
        
        どうしょうもない。
        でも、どうしょうもない=問題解決、ではない。
        
        「問題」は何だったのか?
        完璧な理屈を無視して、相変わらず「こんなこと」を続けている誰かの性根か?
        最初に「許せない」と感じたそのこと、この私が感じた、この不快感、それ自体か?
        
        その不快感を、私個人のものではなく、その他大勢の人のものでもある、
        というふうに主張することができればいい?
        いや、それは結局、人を操るための理由・理論・理屈のテクニックの一部でしかない。
        
        不快感を感じている、それ自体が問題?
        つまり、「こんなこと」で不快感を感じている、私が悪い?
        私が私の心を操って「こんなこと」で不快感を感じないようにすること、それが問題解決?
        
        
        > どうして「こんなことは許されるべきではない」のか?
        > その理由を考える。
        > 
        > 理由。理論。理屈。人を操るための。
        
        人を操れないことを承知の上で、
        自分がその理由・理論・理屈に従ってみる。
        
        不快に思うことがあるたびに、自分が不自由になっていく。
        つまり、
        「不快に思うことがある」→「それを許さない理屈を構築する」→「自分をそれに従わせる」
        このサイクルを1周するたびに、自分の行動が制限されていく。
        そして、最終的にはどうなるか?
        死ぬしかない。
        あるいは、自殺すら許されない。
        生きていること自体が許されないことであると同時に、自殺することも許されない。
        
        あれ? どこかで聞いたことがあるような状態ですね。
        
        
        >「不快に思うことがある」→「それを許さない理屈を構築する」→「自分をそれに従わせる」
        > 生きていること自体が許されないことであると同時に、自殺することも許されない。
        
        このサイクルが、この状態にいたる道の1つ、とは言えるのかもしれませんね。
        
        何の話でしたっけ?