ずんばらり
【システム:選択肢でルート分岐】 【目安総プレイ時間:6時間】 【制作:龍也様】
主人公が偶然手に入れた刀は人に取り憑く妖刀「ずんばらり」だった。 刀に取り憑かれ、夜な夜な無意識に街を徘徊する主人公。 そんな主人公の前に、ある日、刀を手にした少女が立ちはだかる。
[このゲームが公開されているページ]
http://www.vector.co.jp/soft/win95/game/se423121.html
■ プレイガイド
選択肢は前半に散りばめられており、選び方に応じてルートが2つに分岐します。到達済みのシーンは「途中からはじめる」で確認可能。 やや紛らわしいですが、セーブデータの読み込みは上部メニューの「栞」にて。
全体的に長めですが、 ノベルゲームでよくある「日常シーン」は控えめで、話がどんどん進んでいきます。 展開が早く、自主的に区切りをつけるのが難しいほど。 一気に読むのは大変ですが、時々休憩を挟みつつ「次はどうなるんだろう?」と予想しながら読み進めると味わい深いと思います。
■ 感想(※微ネタバレ)
大切な人や日常を守るため身を犠牲にして限界に挑む姿は輝いて見えますが、 無目的に人を斬り続ける刀は「妖刀」であり「暇潰し」と称して戦闘に興じる九郎は「悪役」です。 戦いに魅入られ「またこんなのを読みたい」と思ってしまった私(たち?)こそが「妖刀に取り憑かれ」ているのかもしれない……なんて思いました。
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