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ノベルゲーム・ADVプレイ報告&紹介

空には白を

【システム:攻略対象複数名】 【目安総プレイ時間:8時間】 【制作:P177・ミツコ(アパシーズ)様】

「黒の病」という不治の病が蔓延し終末へ向かう世界。
その患者の隔離施設内の学園を舞台とした濃密な人間関係。
攻略対象キャラの人数を書くと微妙にネタバレになってしまうかもしれないノベルゲーム。

[このゲームが公開されているページ]
https://www.vector.co.jp/soft/win95/game/se477858.html

■ プレイガイド

全25エンド。スキップなしで1周読むと約30分。 対象キャラとの友好度と一部の特定の選択で結末が変化する形式。

特定エンドを見ている事が条件になっていると思われるエンドや、一部に引っ掛けのような選択肢もあるので、 詰まったときは別ルートに目を転じてみるのを推奨。

■ 攻略

私がプレイした際に詰まった点です。反転させてお読みください。

・珪ルートへの入り方

最初の行先選択で「病院」を選ぶ必要があります(多紀と会話する)。「帰る」を選ぶと珪に会えますが、こちらを選んでしまうと珪ルートに入れません。

作者の公式サイトには全ルートの詳細な攻略が公開されています。
http://apathies.web.fc2.com/sora/sora.html

■ 感想

周回プレイが前提になっており、真相が見えてくるにつれ同じシーンも見え方が変化してきます。 キャラ名の中には由来に意味がありそうなものもありますね。想像が膨らみます。

「黒の病」というものがなくても、人は必ず死ぬというのは同じであり、私たちの現実と重なるところですね。 終わろうとする世界の中で、それでも生きているという事実。 そこで何かを見つけない限り本当の意味では「終わる」事も「抜け出す」事もできないのかもしれない……なんて思いました。

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