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ノベルゲーム・ADVプレイ報告&紹介

収束点のスケープゴート

【システム:マルチエンド】 【目安総プレイ時間:2時間】 【制作:Chaos Lab様】

学園の治安を守るため、生徒会と不良グループが際どい関係を保っていた。

新たな生徒会長が就任し、事態が動き始める。

[このゲームが公開されているページ]
https://www.freem.ne.jp/win/game/12359

■ プレイガイド

同梱のreadmeに「エンディングは4種類」とあります。
特定キャラとの恋愛ルートというよりは「生徒会と不良グループ」の物語がどう変化していくかがメイン。

選択肢によって途中経過に微差はありますが、以下の4通りの結末を見れば「コンプ」と判断して良いと思われます。

念のため伏せ字としておきます。反転させてご覧ください。

・「」で「」で終了する結末(END)
・「」で「」で終了する結末(END)
・「」で「」で終了する結末(END)
・「」で「」で終了する結末(END)

■ 感想(※ネタバレ有)

世界情勢の縮図を見るようなストーリーですね。

元々有料だったものをフリー化したものであるらしく、続きを予感させる結末があったり、モブとは思えないキャラもいることから、あくまで推測ですが、現在フリー版として公開されているものは元々は「体験版」であり、幻の(?)製品版では攻略対象が拡大されていたり、キャラ別にその後のストーリーが展開していくルートもあったのではないか……と想像しています(情報求む)。

ともあれ、現行バージョンでプレイできる範囲でも、一つの物語として味わえるだけのボリュームはありますね。

4つの結末の中では「END」が最も丸く収まっている大団円という感じですね。 タイトルは自己犠牲的な香織や安西さんを表しているのかなと推測。

ちなみに生徒会長と生徒会が分離されている制度というのは珍しいですね。 どことなく、大統領と議会の関係を彷彿とさせます。

生徒会と不良グループの関係では、平安時代の貴族と武士の関係を思い出しました。

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