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【システム:選択肢+ループ】 【目安総プレイ時間:30分】 【制作:篝火様】
ずっと月曜日が繰り返されている。
変わらぬ朝、変わらぬ日常、友人との同じ会話。
そして屋上には必ず「見覚えのある」少女が待っている。
「正しい選択」をするまでは火曜日に辿り着けない──。
[このゲームが公開されているページ]
http://www.vector.co.jp/soft/dl/win95/game/se403916.html
■ プレイガイド
「一日」が終わるたびにタイトル画面(を模して作ってある画面?)に戻されます。 STARTを押すと再び冒頭のシーンが始まります。
最初はこれ、BADでゲームオーバーになったのかと思いましたが、 「前日」の選択次第でわずかな変化が発生し、それを積み重ねていくことで少しずつ話が進んでいく、という仕掛けでした。
■ 感想(※微ネタバレ)
ネタバレを避けて言葉を選びたいところですが、
主人公が少女の事を忘れていた理由が切ないですね。
本文では明確には語られませんが、「真相」を思い出すわけにはいかなかったものと推察されます。
しかし、少女の事を忘れたままでは、同じ日を繰り返してまで会う意味も半減してしまうという矛盾と葛藤。
忘れることで今日を続けることができるけれど、本当にそれでいいのか?
時間が流れるということは変化が起きてしまうということであり、失われるものもある。
大切な事を忘れないからこそ変化を受け入れ前進できるのかもしれない……なんて思いました。
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