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ノベルゲーム・ADVプレイ報告&紹介

夏の日のレザナンス

【システム:一本道】 【目安所要時間:30分】 【制作:彩藤神楽様】

夏を迎えたある日、壊れた携帯が見知らぬ人とつながった。
「なんにもない」女子高校生の主人公が「あり得ない事」「誰に言っても信じて貰えない出来事」を体験し 「子供と大人」の「境目」で2つの「現実」の間を揺れ動く。

[このゲームが公開されているページ]
http://www.vector.co.jp/soft/win95/game/se247420.html

■ プレイガイド

一本道ですが能動的な読み方ができますね。

壊れた携帯がつながったのは「どこ」なのか?
逆に向こうから見て「こちら」は何なのか?
「現実」とは何のことなのか?

などなど、思いを馳せながら読み進めると味わい深いと思います。

■ 感想(※微ネタバレ)

社会的な自己の「スペック」を意識し、他人と比較して「何もない」と感じる主人公に「ありえない事」が起き「恋」をする。

「現実」とは「あり得る事/あり得ない事」の「一覧表」であり、 「大人になる」とは特定の「一覧表」を誰かと共有することなのかもしれない……そんなことを思いました。

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