星の降る丘
【システム:選択肢で結末が分岐】 【目安総プレイ時間:40分】 【制作:えびしゅうまいII(阿月隆)様】
「星ヶ丘」という実在の場所が舞台のノベルゲーム。
家庭の都合で「星ヶ丘」の学校に転校した主人公は、無口な少女と出会い、興味を抱く。
「何、ああいうのが好み? やめといた方がいいよ」
少女はいつも一人で過ごしており、なぜか周囲からも避けられている。
「昔から『宇宙人』って呼ばれてるしな」
全編に散りばめられたローカル感が熱い。
昔、近くに住んでいたこともあり、所々懐かしく思いながら読ませて頂きました。もしやヒロインの「森山さん」は「守山区」が由来かな?
[このゲームが公開されているページ]
http://www.vector.co.jp/soft/win95/game/se354828.html
■ プレイガイド
選択肢あり。ルート(キャラ)としては1本。
あまり派手さはないですが、ジワッときます。
ぜひ両方のエンドを見た上で、おじいさんのセリフの「重み」を噛み締めつつ、
そして森山さんたちの過去・現在、そして未来に思いを馳せて欲しいと思います。
星にもっとも近く、輝く星の美しい丘…「星ヶ丘」
■ 感想
個人的にはBAD→GOODの順に結末を見て欲しいですが、こればかりは仕方ないかな。人により体験が異なるのもノベルゲームの醍醐味。ともかく、両エンドとも味わい深いので両方見よう!森山さんが「ここにいる」事の意味、そこに込められた想い。地球と宇宙とのつながり。「また明日」と言える事の重み。
■ 攻略情報
上記「感想」で「個人的にはBAD→GOODの順に結末を見て欲しい」と書きました。
もちろん「ノベルゲーム」なので、それぞれ自由にプレイするのが本来の形だとは思うのですが、 私の「おすすめの読み方」をしてみたいという方がいらっしゃいましたらば、 下記の内容をご覧くださいませ。選択肢の選び方を掲載いたしました。
・もう少し話を聞きたい。何か分かるかも……。
という選択肢があります。
そこで「もう少し話を聞きたい」を選ぶと、BADになります。
しかしノベルゲーム的な用語としてBAD、GOOD、TRUE、HAPPYなどとは言いますが、 何が良いのか悪いのか、ハッピーなのか真実なのかは、わからないことですね。