エレベーターガール
【システム:一本道】 【目安総プレイ時間:40分】 【制作:リヴィキット様】
記憶を失った状態で男が目を覚ます。 エレベーターのような狭い部屋で少女と2人きり。 何かを知っているらしい少女に「遊ぼうよ!」と言われ問答をするうちに真相に近づいていく……。
[このゲームが公開されているページ]
http://rivikit.web.fc2.com
■ プレイガイド
2人の心情を辿りつつ少しずつ真相に近づいていく過程が熱い。
真相自体は何となく察しがつき、 しかし男の激しい罪悪感の理由がよく分からず、 そこまで自分を責めなくても……と思いつつ読んでいたのですが最後まで読んで納得です。
なぜ「少しずつ」真相が明かされる必要があったのか? どこに救いがあるのか? 一本道ではありますが、ただ読み進めるだけではなく、場面が切り替わるたびに能動的に考えながら読み進めることを推奨します。
しかし男と少女は互いに懸命なのにウサギ氏は人を小馬鹿にした感じでヤダなぁ。
■ 感想
世界を作った神みたいのがいるとしたらウサギ氏みたいな奴が末端の運営スタッフで、底意地の悪い「仕組み」で人を弄んで嘲笑ってるのかもしれず、 それでもこの男と少女のように、そこにいる人間は懸命に互いを思いやる美しい存在足り得るのだろう、なんて思いました。
2回読むと冒頭のシーンが感慨深いです。
【戻る → ノベルゲーム・ADVプレイ報告&紹介】