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-Mind Logic Linkage- 学園棋神伝マインドル

「この人はこういう人間であるはずだ」。そして期待が外れたと言っては罵り合うのだ。
私の目的は何だ?
何のためにここに来た?
「折原亮介」を見つけ出すためだ。そして「折原亮介」がどんな人間なのかを理解する。
では、なぜこんな部屋に留まっている?
他人である「折原亮介」を理解することは不可能だと知っているからだ。

他人を理解することはできない。
そんなことは、ずっと前からわかりきっていたことではないか。
だからこそ、明確なルールと言葉が支配する世界を望んでいた。
教授の計画が成功してマインドルの世界が実現すれば、そこはきっと私にはとても住みやすい世界だろう。

誰も人の心を問わない世界。
人の心などというわかりえないものは問わない方がいい。
わからないものをわかるつもりになるから、ルールや言葉があいまいになり、不可能な期待を他人にかけてしまう。

「この人はこういう人間であるはずだ」「言わなくてもわかっているはずだ」
期待外れになることが保証されている期待だ。そして、期待が外れたと言っては罵り合うのだ。
そんな世界に私は心底うんざりしていたはずだ。

教授が目指しているという理想の世界では、そんなことは起き得ないだろう。
全てが明確であるがゆえに、人の心を問う必要がない。
そして私は "折原亮介" を永遠に理解できないのだ。理解する機会を永遠に失うのだ。

しかし、そもそも他人を理解することはできないのだから、実のところ何も失ってはいないはずだ。
強いて言うならば、希望を失う。
理解することを諦める。
なにしろ不可能なのだから、諦めるしかない。理解を放棄するのが正しいことなのだ。
それが私の望んでいる世界。

本当に?
人を理解することは、諦めるしかないのだろうか?


■ 製品情報
タイトル -Mind Logic Linkage- 学園棋神伝マインドル
ジャンル 学園物ノベルゲーム & 対戦型ボードゲーム
制作 サイトA (http://www.site-a.info/)
配布形態 フリーウェア
キャラクター画像 『コミPo!』で作成。『GIMP』でいじりいじり。
年齢制限 0歳以上。胎児の人はごめんなさい!
公開日 あなたがこのゲームの存在を知った日があなたにとっての公開日なんだぜ。
対応OS Windows7で動作を確認しました。
メモリ 4G以上推奨

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